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萩尾望都『ポーの一族』40年ぶりの続編、連続掲載スタート

 昨年5月28日発売の『月刊flowers』7月号(小学館)に読み切り作品として掲載され、緊急重版がかかるなど大きな話題となった萩尾望都氏による漫画『ポーの一族』の40年ぶりとなる続編『ポーの一族 春の夢』。その第2話が、あす28日発売の『月刊flowers』3月号に掲載され、以後連続掲載される。同号には、スペシャルふろくとして『ポーの一族』チケットホルダーがつく。

萩尾望都氏の『ポーの一族』40年ぶりの続編『春の夢』第2話が『月刊flowers』3月号(小学館)より連続掲載スタート。3月号の表紙イラスト

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 第1話の掲載号は当初5万部発行され、発売と同時に完売する書店が相次ぎ、雑誌では異例の1.5万部重版を実施。最終的にほぼ完売に近い実績を上げ、急きょ配信した電子版も1.4万ダウンロードと、不朽の人気ぶりを見せつけた。今回の3月号は通常の発行部数の2.8倍を発行し、万全の体制を整える。

 『ポーの一族』は、1972〜76年に『別冊少女コミック』(同)で断続的に連載された、少年の姿のままで永遠の時を生きる吸血鬼エドガーを主人公とする一連の物語。『春の夢』は、第2次世界大戦の最中、エドガーとアランがウェールズでひとりのドイツ人の少女と出会うことから始まるエピソード。

 作者の萩尾氏は、同作で76年に『第21回小学館漫画賞』の少年少女部門を受賞。『残酷な神が支配する』で第1回(97年)手塚治虫文化賞マンガ優秀賞受賞。2012年に少女漫画家として初の紫綬褒章を受章し、16年度の朝日賞も受賞した。そのほかの代表作は『トーマの心臓』『11人いる!』など。

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