俳優の東山紀之(50)がテレビ東京制作のドラマ特別企画、松本清張『花実のない森(かじつのないもり)』(2017年放送予定)に主演することが26日、わかった。
原作である松本清張の『花実のない森』(光文社文庫)は、1965年に若尾文子主演で1度映画化されたことがあるだけで、数ある清張作品の中で今回、初めてテレビドラマ化される、隠れた名作。設定を現代に置き換え、IT会社のクリエイティブプランナー・梅木隆介(東山)が、ドライブ帰りに謎の美女・江藤みゆきと出会い、その妖艶な魅力にどんどんはまっていく様子をサスペンスフルに描いていく。
東山が清張作品に出演するのは3作目。「この年代になって、より深みをもって清張先生の作品に関われると思うので、ぴったりの作品に巡り合えたなと思います。清張先生の作品は男女の関係など、精神的なものが必要なので、そういう点を意識して演じたいと思います」とコメント。
もしも、愛してしまった人が殺人者だったら? みゆきに近づいた男が次々と謎の死を遂げていることを知った梅木は、自らの危険をかえりみず独自調査に乗り出す。彼が最後に辿り着いた真実とは…? 男女の愛を通して人間の心の闇に深く切り込む本作を読んで、「梅木と相手役のみゆきはいい歳なんだけど“初恋”だと思う。2人は初めてちゃんと恋をしたんじゃないかな」という感想をもらした東山。
「梅木はトラウマが強い男だと思います。映画では近親相姦が描かれていたりするんですけど、今回のドラマ版は男女の愛が強い。『ロミオとジュリエット』に関係性が非常に似ている作品だと思います。2人の愛の深さをきちっと描けたら面白い」と意気込み、「一人の男の恋の行方を見守ってほしい」と呼びかけた。
脚本はWOWOWの社会派ミステリーを数多く手がける篠崎絵里子氏。松本拓プロデューサー(テレビ東京編成局ドラマ制作部)は「いままで見たことの無い松本清張作品をつくりたい! 監督や脚本家、スタッフと、常にこれを念頭に置いていました。清張作品らしさは存分に残しつつ、新たな雰囲気を感じていただけるよう、隅々までこだわり続けて制作にあたりました。東山紀之さんには、これまた、いままでに見たことのない役柄を演じていただき、物語の魅力を最大限に引き出していただいたと思っています」と手応えを語っている。
原作である松本清張の『花実のない森』(光文社文庫)は、1965年に若尾文子主演で1度映画化されたことがあるだけで、数ある清張作品の中で今回、初めてテレビドラマ化される、隠れた名作。設定を現代に置き換え、IT会社のクリエイティブプランナー・梅木隆介(東山)が、ドライブ帰りに謎の美女・江藤みゆきと出会い、その妖艶な魅力にどんどんはまっていく様子をサスペンスフルに描いていく。
東山が清張作品に出演するのは3作目。「この年代になって、より深みをもって清張先生の作品に関われると思うので、ぴったりの作品に巡り合えたなと思います。清張先生の作品は男女の関係など、精神的なものが必要なので、そういう点を意識して演じたいと思います」とコメント。
もしも、愛してしまった人が殺人者だったら? みゆきに近づいた男が次々と謎の死を遂げていることを知った梅木は、自らの危険をかえりみず独自調査に乗り出す。彼が最後に辿り着いた真実とは…? 男女の愛を通して人間の心の闇に深く切り込む本作を読んで、「梅木と相手役のみゆきはいい歳なんだけど“初恋”だと思う。2人は初めてちゃんと恋をしたんじゃないかな」という感想をもらした東山。
「梅木はトラウマが強い男だと思います。映画では近親相姦が描かれていたりするんですけど、今回のドラマ版は男女の愛が強い。『ロミオとジュリエット』に関係性が非常に似ている作品だと思います。2人の愛の深さをきちっと描けたら面白い」と意気込み、「一人の男の恋の行方を見守ってほしい」と呼びかけた。
脚本はWOWOWの社会派ミステリーを数多く手がける篠崎絵里子氏。松本拓プロデューサー(テレビ東京編成局ドラマ制作部)は「いままで見たことの無い松本清張作品をつくりたい! 監督や脚本家、スタッフと、常にこれを念頭に置いていました。清張作品らしさは存分に残しつつ、新たな雰囲気を感じていただけるよう、隅々までこだわり続けて制作にあたりました。東山紀之さんには、これまた、いままでに見たことのない役柄を演じていただき、物語の魅力を最大限に引き出していただいたと思っています」と手応えを語っている。
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2017/01/27