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ヒーローに求められるのは社会経験!? アベンジャーズをまとめるのは『ドクター・ストレンジ』

 アイアンマンやスパイダーマン等、数々のヒーローを生み出してきたマーベル・スタジオ。ヒーローたちは約8000も存在するが、数多のヒーローたちを統べられる者はごくわずか。『キャプテン・アメリカ/シビル・ウォー』で一度バラバラになってしまったアベンジャーズたちを結びつけると目されているのが、きょう27日に公開を迎えた映画『ドクター・ストレンジ』の主人公ドクター・ストレンジ(ベネディクト・カンバーバッチ)だ。

 『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』までのアベンジャーズの中心人物は、アイアンマンことトニー・スターク。実は、スタークとストレンジには“ヒーローでありながら社会経験を積んでいる”という共通点がある。

 スタークは、スターク・インダストリーの元社長。亡き父ハワード・スタークの後を継ぎ、天才的な経営センスで巨大軍需企業へと成長させてきた。ストレンジは天才外科医。同僚医師がさじを投げる患者であっても、神の手を持つ彼はたちまち治療してしまう。その名声は世界にとどろき、講演や学会発表に引っ張りだこの多忙な毎日を送っていた。

 ストレンジの社会経験に関して、カンバーバッチは「彼には自分で築き上げてきた社会的地位と外科医という職業がある。とても現実的な人間だという事実が、彼を興味深くしているんだ」と、重要性について語っている。

 マーベル・スタジオのトップであるケビン・ファイギ氏も「実社会で生活していた男が、人生半ばにしてそれまでの生き方が一変するようなできごとに遭遇したらどうなるのか? この点がこの作品のユニークなところなんだ。そしてそれは、誰もが日ごろから興味を抱いているテーマなんじゃないかな?」とコメントしている。

 マーベルと対をなすDCコミックスのヒーローにも社会経験のあるキャラクターが存在し、『X-MEN』のプロフェッサーXはミュータントたちのために学校を設立。『ジャスティス・リーグ』のリーダーでもあるバットマンことブルース・ウェインは、軍事産業を含む一大コングロマリットであるウェイン産業の筆頭株主(元CEO)になっている。

 十人十色のヒーローたちをまとめ上げるためには、誰よりも強い個人のパワーではなく、豊かな“社会経験”も欠かせない要素。さらに、ストレンジは医師であるが故に敵ですら傷つけられないというヒーローとしては異色の一面があり、人の痛みが分かる彼だからこそ、バラバラになってしまったアベンジャーズをまとめ上げられるのだろう。



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