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『ユニクロ潜入一年』電子書籍化 横田増生氏「多くの方に読んでいただければ」

 文藝春秋は26日、電子書籍オリジナル作品『ユニクロ潜入一年』(横田増生)をあす27日から配信することを発表した。

 同作品は『週刊文春』12月8日号から連載が開始され、現在も連載中の特別企画「ユニクロ潜入」の連載第1回と2回をまとめ、再構成した電子書籍オリジナル。収録した記事が掲載された電子版の「週刊文春」は、次号が発売された後も異例の売れ行きを示した。

 「ユニクロ潜入一年」は著者の横田氏が、取材のためにユニクロでアルバイトとして一年間働き、そこで見たユニクロの販売現場の現実を赤裸々に伝える渾身のルポルタージュ。法律に則って名字を変えて、潜入取材したこの記事は、掲載時から大きな話題となり、社員やアルバイトの厳しい労働環境、解雇通知までのやり取りなど、潜入取材ならではの作品となっている。

 横田氏は「私とユニクロの関係が抜き差しならぬものになったのは、2011年に上梓した『ユニクロ帝国の光と影』が名誉毀損にあたるとして、ユニクロが版元の文藝春秋を訴えたことでした」と振り返り「3年かけた裁判は文春の全面勝訴に終わりましたが、ユニクロはその後、私の取材を全面拒否するという態度に出ました」とコメント。

 「同じころ、同社の柳井正社長が雑誌で『うちの悪口を言っている人は、うちの会社で働いてほしい』と発言しているのを見つけました。その社長の言葉を実践して生まれたのが、今回の『ユニクロ潜入一年』です」と紹介し「電子書籍の形で多くの方に読んでいただければと思います」と呼びかけている。

■横田増生(よこた・ますお)
1965年、福岡県生まれ。アイオワ大学ジャーナリズムスクールで修士号。93年に帰国後、物流業界紙の記者、編集長を務め、99年にフリーに。著書に『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』(朝日文庫)『仁義なき宅配』(小学館)などがある。



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