俳優の神木隆之介(23)が23日、東京・日本橋三井ホールで開催された小説家・江國香織氏と作詞家・森雪之丞氏による初の“連弾”詩集『扉のかたちをした闇』の発売記念朗読会に出演した。大ヒット中のアニメーション映画『君の名は。』(新海誠監督)で主人公を担当するなど、声の演技にも定評がある神木は、約80分にわたる朗読で“熱演”し、集まった観客1300人を詩の世界に引き込んだ。 同詩集は、異なるフィールドの第一線で活躍する江國氏と森氏が月刊誌『本の窓』(小学館)で同じタイトルで連載していたものを、書き下ろしや両氏の往復書簡を含めて昨年末に書籍化したもの。同書の発売記念の朗読会は、近年、舞台やミュージカル作品も手がけている森氏自ら構成、小林香氏が舞台演出を担当した。
2017/01/23