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【自動車保険】加入率の低い「対人賠償保険」 備えを万全にするにはどうする?

 自動車事故でケガを負ったり死亡した場合、被害者へは基本的に加害者の保険から保険金が支払われる。強制加入の「自賠責保険」では、1人あたり傷害120万円(最大)、後遺障害時4000万円(同)、死亡時3000万円が限度となっており、この金額を超えると任意加入の「対人賠償保険」で補われる。

 もし相手が対人賠償保険に加入していなければ、十分な補償を受けられないこともある。ドライバーの100%が加入しておくべきといえるが、実際は意外と低い。具体的な数字を見ていこう。

■加入率の全国平均は73.8% 最も低いのは沖縄県

 対人賠償保険の加入率は、全国平均で73.8%。主要なところでは、北海道70.6%、東京都78.0%、愛知県81.3%、福岡県76.4%で、最も高いのは大阪府の82.2%、低いのは沖縄県の53.3%となっている(損害保険料率算出機構「自動車保険の概況 2015.3月末」より)。

 つまり、沖縄県では約2台に1台は加入していないことになる。同県では全体的に任意保険の加入率が低く、「対物賠償保険」も53.3%で最下位だ。地域によって差があるので、注意しよう。

■事故相手が無保険車の場合に役立つのは自分の保険

 相手が任意保険に加入していない“無保険車”の場合、十分な賠償金を得られない可能性があるが、自分が「人身傷害補償保険」「無保険車傷害保険」に加入していれば、保険金が支払われる。人身傷害補償保険は過失割合にも関係ない。任意保険の中には、自分の損害について補償するものもあるのだ。

 他人が必ずしも任意保険に加入しているとは限らない。だからこそ、定期的に自分の自動車保険の補償を見直して備えることが大切だ。

<文/福島佳奈美>
ファイナンシャルプランナー。CFP(R)。一級FP技能士。DCアドバイザー。ふくしまライフプランニングオフィス代表(http://kakeifp.com/)。子育て中の女性のために教育費やライフプランに関する情報を積極的に発信。マネーコラム執筆、セミナー講師、個人相談などを中心に独立系FPとして活動。

<監修/SAKU>

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