俳優のディーン・フジオカ(36)が、直木賞作家の井上荒野氏の長編小説を映画化した『結婚』(初夏公開)に主演することが11日、わかった。あらゆる女性を大人の色気で翻弄(ほんろう)する結婚詐欺師役に挑むディーンは「今まで自分が演じたことのなかった役、演じることを考えたこともなかった役なので、正直今は少し不安ですが、説得力のある結婚詐欺師を演じれるよう頑張りたいと思います」と新境地開拓に意気込んでいる。 メガホンをとるのは、ディーンがブレイクするきっかけとなったNHK連続テレビ小説『あさが来た』でチーフ演出を務めた西谷真一氏。実写化にあたり、西谷氏が「この本格的な恋愛ドラマをぜひディーン・フジオカさん主演で」と提案し、原作の井上氏も受諾。脚本は連続ドラマ『結婚できない男』(06年)、NHK連続テレビ小説『梅ちゃん先生』(12年)の尾崎将也氏が担当する。
2017/01/12