女優の真野恵里菜（25）が、中条あやみ（19）主演で少女漫画を実写化する映画『覆面系ノイズ』（11月25日公開）に出演していることが10日、わかった。

　原作は、2013年から『花とゆめ』で連載中の福山リョウコ氏の同名漫画。『植物図鑑　運命の恋、ひろいました』の三木康一郎監督がメガホンをとり、中条らキャストが実際に楽器演奏に挑んでいる。

　奇跡の歌声をもつニノ（中条）は、幼い頃にいつも一緒に歌を歌っていた初恋の相手・モモ（小関裕太）、曲作りをする少年・ユズ（志尊淳）という大切な存在であった2人との別れを経験する。「いつの日か、この歌声を目印に、必ず君を探し出す…」という2人との約束を信じて歌い続けてきたニノは、6年後の高校生になったある日、学校でユズと再会。ユズは、正体不明の大人気覆面バンドin No hurry to shout（通称イノハリ）のメンバーだった。

　真野が演じるのは、ユズを想いながらも、ニノの出現によりイノハリのボーカルを去ろうとする珠久深桜（すぐり・みおう）。制服姿の写真も公開され、「学校での撮影が多かったので待ち時間も教室でみんなとお話しながら待っていたりして、久しぶりに学生に戻った気分でとても楽しかったです」と満喫した様子。深桜の魅力について「一見性格が悪い子なのかなと思われやすいかもしれないですが、実はまっすぐで正直で野心家な女の子で私はすごく好きです。そんなまっすぐな深桜を演じていてすごく気持ちがよかったです！」と話している。

　そのほか、バンドのムードメーカー・クロこと黒瀬歩役を磯村勇斗（24）、オネエ言葉を話すバンドのリーダー的存在で、密かに深桜に想いを寄せるハルヨシこと悠埜佳斗（はるの・よしと）役で金髪に染めて臨んだ杉野遥亮（21）が出演。磯村はドラム、杉野は初のベース演奏に挑戦している。