俳優・中尾暢樹が8日、都内で行われた『劇場版 動物戦隊ジュウオウジャーVSニンニンジャー 未来からのメッセージ　fromスーパー戦隊』（14日公開）完成披露試写会に出席した。「スーパー戦隊シリーズ」40代目のジュウオウジャーと39代目のニンニンジャーが共演する同作では窮地に彼らに力を与えるために全スーパー戦隊のレッドが集結。ジュウオウイーグル（風切大和）を演じる中尾は歴代レッド40人が勢ぞろいした場面を「圧巻だった。今までの歴史を感じた」としみじみ振り返った。

【写真】その他の写真を見る

　この日は『ジュウオウジャー』6人に加え俳優・西川俊介ら『ニンニンジャー』の5人も参加。（モモニンジャー・山谷花純は欠席）。中尾は現存するなかで最長寿としてギネス記録を持つドキュメンタリー番組『ミート・ザ・プレス』（アメリカ）を引き合いに「日本では戦隊シリーズは長寿番組じゃないですか。僕らも負けないくらいずっと長く続けて、最終的にギネスに載りたい」と力強く掲げた。

　同作では2大スーパー戦隊、計12人のヒーローが宇宙からきた強敵を相手に大活躍。『ニンニンジャー』の面々との共演に中尾は「すごく元気だった。お祭り騒ぎみたい」と驚き、ジュウオウライオン（レオ）役の南羽翔平も「チームワークを感じられて、さすがだなって」と先輩の迫力に感服。

　一方で終始、ハイテンションで盛り上げたスターニンジャー（キンジ・タキガワ）役の多和田秀弥は「ジュウマンのみんなとのシーンのカメラテストの時、『ヒーハー！』と言ったらみんな苦笑いしてた」とがっくり。アオニンジャー（加藤・クラウド・八雲）役の松本は「みんな、キンジのテンションについていけなかった」と呆れ、シロニンジャー（伊賀崎風花）役の矢野優花も「それは私たちもついていけない！」と和気あいあいとしたやりとりを展開していた。

　この他、『ジュウオウジャー』から柳美稀、渡邉剣、立石晴香、國島直希、『ニンニンジャー』か中村嘉惟人が登壇。定番の名乗りシーン再現では中尾が「2017年をナメるなよ！」、西川が「2017年も忍ぶどころか暴れるぜ！」と新年バージョンを披露して、会場の親子連れファンを大興奮させていた。