4人組ボーカルグループ・GReeeeNが7日、さいたまスーパーアリーナで10周年記念ライブ『あっ、リーナ、ども。はじめまして。「クリビツテンギョウ!? ル〜デル〜デ♪」』を開催。オープニングアクトは、代表曲「キセキ」の誕生秘話を描く映画『キセキ―あの日のソビト―』（28日公開）に出演する俳優の菅田将暉（23）ら4人組グループ・グリーンボーイズが務め、1万6000人の観客を沸かせた。

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　今月24日にCDデビューするグリーンボーイズは、菅田、横浜流星（20）、成田凌（23）、杉野遥亮（21）からなる4人組。会場がイメージカラーの緑色のサイリウムに包まれるなか、菅田は「どうも〜グリーンボーイズで〜す。来ちゃいました〜！　僕らは短い時間ですが楽しんでいきましょう！」と元気いっぱいに呼びかけ、劇中でも披露するGReeeeNの楽曲「キセキ」、「声」を熱唱。普段とはひと味違う観客の熱気を体感し、菅田は「ヤバいね！」と興奮気味に楽しんでいた。

　パフォーマンス後、MCから感想を求められると菅田は「こんなにノドってカラカラになるんすね。人前で初めて歌う場所がここ。本当にありがとうございました、お邪魔しました！」と充実の表情を浮かべてステージを後にした。

　同映画は、松坂桃李演じるジンと菅田演じるヒデ、2人の兄弟を中心にその家族と仲間との間で起こるさまざまな迷いと衝突の中で、自分の進むべき道を切り開いていく姿を描く青春ストーリー。松坂と菅田がW主演を務める。

　2007年のデビュー曲「道」から10周年の節目を迎えたGReeeeN。過去最大規模となる2万人を動員したアリーナライブでは、現役歯科医師のため覆面活動を続けるメンバーたちの動きをデータ化し、モーションキャプチャー技術を駆使したステージ演出でパフォーマンスを披露した。

　終演後、報道陣の取材に対応した菅田は、ステージ裏で“素顔”のGReeeeNと対面したことを告白。「初めてお会いするのでみんなソワソワしていましたが、固い握手を交わしました。（GReeeeNは）みんな仲良さそうで自然と笑顔になれる人たち」と印象を明かしていた。