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神谷浩史、渾身の絶叫シーン振り返る「肺が破れてもいいと」

 声優の神谷浩史坂本真綾堀江由衣櫻井孝宏が6日、都内で行われた『傷物語』三部作の最終編となる「III 冷血篇」の初日舞台あいさつに出席した。

 同作は作家・西尾維新氏の代表作「<物語>シリーズ」の原点ともいえるエピソードを劇場作品として全3作でアニメ化。第一部「I 鉄血篇」(2016年1月)、続く第二部「II 熱血篇」(同8月)が公開され、主人公・阿良々木暦(あららぎ・こよみ)が吸血鬼となった顛末が描かれる。

 神谷は「心に残るシーンは?」と問われ「アフレコのこと思い出すと二度とやりたくないシーンばっかりなんですけど」と冗談を混ぜながら、「叫ぶシーンが多くて、一番最後に忍野にどうしょうもなくなって助けを求めてるところに、原作の描写として“吸血鬼の肺活量”でって書いてある。そんなもの想像もつかない、人間だし」と回想。続けて「西尾先生がそう書いてある以上はその音を作らないと、と思って、必死な思いで肺が破れてもいいと思いながらやった」と明かした。

 共演の坂本は「忍野を呼ぶところは尋常じゃない気迫を感じた。その声を聞いてるだけで“ぼわぁ”ってなって、込み上げてくるものがあった」と絶賛し、堀江も「忍野を呼ぶシーンが一番好き。それだけ気持ちが全員に届くんだろうな」と神谷の渾身の演技に感服していた。

 共演者から絶賛の声をもらった神谷だが、長年演じた作品の完結編の封切りに「僕はきょうこの日のために、声優をやっていたんじゃないかと思える気持ちです」と感無量の様子。

 「声優というものをやっていて、この作品を完結に運ぶことが一つの目標であったような気がします。なので今目標を失っている状態でございます。これから僕はどうしたらいいでしょう?」と燃え尽きたかのような発言で会場はどよめきに包まれたが、「この先続いていくんじゃないかという雰囲気が漂っていますが、西尾先生が原作を書き続ける限り、なにかしらの形で映像を付随してみなさんの手元にお届けできるような万全な体制で僕もいなきゃいけないなと思っています」と、続編に意欲を見せると、会場は大きな拍手に包まれた。



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