昨年、スマートフォン(スマホ)向けゲーム『ポケモンGO』が世界的ブームとなり、国内の興行収入(興収)が200億円を超えたアニメーション映画『君の名は。』も中国やタイで記録的なヒットを収めるなど、日本のコンテンツに改めて注目が集まった。日本においてコンテンツ産業に“伸びしろ”があることは間違いなく、その振興のためには、何よりもそれらを担う人材の育成が不可欠だ。 特に、国際展開を視野に企画・製作し、世界を相手に資金調達やライツ・マネージメントができる映像プロデューサー、専門領域にとどまらず制作全般に通じ、国際競争力のある作品を制作できるプロフェッショナルの育成確保が急務とされている。
2017/01/06