歌手で女優の神田沙也加が、『宇宙戦艦ヤマト』シリーズ最新作『宇宙戦艦ヤマト2202　愛の戦士たち』に、伝説の女神テレサ役で出演していることが5日、わかった。『アナと雪の女王』のアナ役など、数々の人気作品で声優を務めてきた神田は、今回初めてほかの声優たちと共にアフレコを経験したといい、「これが私の本当の意味での声優デビューになるんじゃないかと思っています！」と語っている。

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　同作は、不朽の名作『宇宙戦艦ヤマト』を完全リメイクしたテレビアニメシリーズ『宇宙戦艦ヤマト2199』（2013年4月〜9月放送）に続く新シリーズ。1978年に公開された劇場用映画『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』をモチーフに、『亡国のイージス』の原作や『機動戦士ガンダムUC（ユニコーン）』のストーリーを手掛けた福井晴敏氏が脚本を担当した。全7章立てで劇場上映され、第一章が2月25日に公開される。

　古代進役を小野大輔、森雪役を桑島法子、ズォーダー役を手塚秀彰、クラウス・キーマン役を神谷浩史が務めることが発表されている。

　神田演じるテレサは、その力を得たものはあらゆる願いをかなえることができる…と宇宙に伝えられていた伝説の女神。宇宙の平安を願い続け、テレザート星から強力な祈りの精神エネルギー波（コスモウェーブ）を放ち、旧ヤマトクルーに危機の到来を知らせた。

　神田は、同作への出演を喜びつつ「作品の中で重要な役割を担うテレサというキャラクターを私が演じるということに、最初はとても恐縮しました。初めて『さらば宇宙戦艦ヤマト　愛の戦士たち』を観させていただいた時に、テレサは非常に印象に残るキャラクターだったので、責任がすごく重大だなと思いました」と重圧を吐露。

　キャストたちと共にアフレコに挑み、「足を引っ張ってはいけないという気持ちがある中、今回の台本の内容が冒頭で数行しゃべって消えていくというものだったので、こんな冒頭でつまずく訳にはいかないという想いがありましたね（笑）」と振り返っている。

　テレサが初登場する劇場本予告と第一章のメインビジュアルが公開された。

■『宇宙戦艦ヤマト2202　愛の戦士たち』第一章本予告
https://youtu.be/9HbxR2hJckA