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永遠のレイア姫、キャリー・フィッシャーさんを追悼

 昨年12月27日、映画「スター・ウォーズ」シリーズでレイア姫役を演じた米女優、キャリー・フィッシャーさんが亡くなった。60歳だった。シリーズ最新作『スター・ウォーズ エピソード8(仮題)』(2017年12月15日、全米公開予定)の撮影は終えており、『エピソード9』にも出演するものとみられていただけに、その喪失感ははかりしれない。

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 写真は、昨年7月に開催されたファンイベント『スター・ウォーズ セレブレーションヨーロッパ2016』のステージにルーク役のマーク・ハミルとともにサプライズ登場した時のもの。シリーズに欠かせない彼女の突然の訃報は「スター・ウォーズ」ファミリーにも衝撃を与えた。

 ジョージ・ルーカス氏は「誰もが彼女を愛していた。才能あふれる役者であり、作家であり、コメディエンヌであった。スター・ウォーズで演じたレイア姫はいつも希望を失わない強い女性で、多くの人が思っている以上に難しい役でした。彼女のすべてが恋しくなるだろう」とコメント。

 マーク・ハミルは「彼女は私たちのお姫さまだった。面白くて、賢くて、親切で、寛大で、私の最愛の“双子”。ありがとう、キャリー。愛しています」。ハン・ソロ役のハリソン・フォードも「キャリーは有能で独創的な人だった。ユーモアがあり、自分自身をさらけ出すことにおそれを抱かず、勇敢に人生を生き抜いた。私たちは彼女を忘れないだろう」と死を悼んだ。

 ルーカス・フィルムのキャスリーン・ケネディ氏は「彼女のいない世界を思い描くのはとても難しいことです。彼女は世界にとってレイア姫であり、私たちすべての特別な友人でした」と追悼。「キャリーは一世代前から、私たちの時代の女性のヒーローとはどんなものなのかを定義づけてくれました。レイア姫としての革新的な役柄は世界中の若い女性にとって力と自信を与えるインスピレーションとなりました」と功績をたたえている。

 フィッシャーさんは、1956年、カリフォルニア州ハリウッド生まれ。母親はミュージカル映画『雨に唄えば』で知られる女優のデビー・レイノルズさん(享年84)で、フィッシャーさんが亡くなった翌日、娘の死のショックからか、後を追うように亡くなった。父親は50年代の人気シンガー、エディ・フィッシャーさんで、2010年に82歳で亡くなっている。

 映画『シャンプー』(75年)で女優デビュー。その後『スター・ウォーズ エピーソード4/新たなる希望』(77年)のオーディションに参加し、ヒロインのレイア姫役を射止めた。勇敢で、負けん気の強いキャラクターを好演し、シリーズ2作目『帝国の逆襲』(80年)や3作目『ジェダイの帰還』(83年)でもレイア姫役で出演。2015年に公開されたシリーズの続編『フォースの覚醒』で32年ぶりに同じ役を演じて大きな話題となった。

 「スター・ウォーズ」シリーズのほかにも、映画『ブルース・ブラザース』(80年)、『ウディ・アレンのハンナとその姉妹』(85年)、『恋人たちの予感』(89年)、『ディス・イズ・マイ・ライフ』(92年)などに出演。

 女優として活躍する一方で、自伝的小説『崖っぷちからのはがき』を執筆。これがベストセラーとなり、マイク・ニコルズ監督、メリル・ストリープ&シャーリー・マクレーン共演によって『ハリウッドにくちづけ』(90年)として映画化された。

 「スター・ウォーズ」がらみの出演も多く、『ジョイ&サイレント・ボブ/帝国への逆襲』(2001年)、『ファンボーイズ』(08年)などにゲスト出演。『スクリーム3』(2000年)でも自虐的な「スター・ウォーズ」ネタで笑わせている。ハリウッドの舞台裏を描いたデヴィッド・クローネンバーグ監督の『マップ・トゥ・ザ・スターズ』(13年)では、本人役で出演している。



関連写真

  • 映画「スター・ウォーズ」シリーズでレイア姫を演じたキャリー・フィッシャーさん(右)。左はルーク役のマーク・ハミル(2016年7月に撮影)(C)ORICON NewS inc.
  • 1977年公開の映画『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』より
  • 1977年公開の映画『スター・ウォーズ/エピソード4 新たなる希望』より
  • 2015年公開の映画『スター・ウォーズ フォースの覚醒』キャラクターポスターより(C)2015 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved

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