■『第67回紅白歌合戦』リハーサル2日目（29日、東京・渋谷 NHKホール）
　歌手・郷ひろみ（61）の音合わせでは、40歳差コラボレーションが話題の女優・土屋太鳳（21）とダンスの動きを入念にチェックした。結果的に土屋は報道陣の前で本番さながらの全力パフォーマンスを3回披露。その合間にも郷や振付師と言葉を交わし、動きを確かめる姿を見せた。

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　郷は「周りからはうらやましがられて、ざまあみろといいたいくらいなんだけど」と笑顔を見せながらも、「実は僕も彼女も細かく動きが決まっていて、歌いながら、動きにも集中していたら、あっと言う間。ミスするわけにはいかないし」と実は“いっぱいいっぱい”。雑談をする余裕もないほどだという。

　真剣にダンスに取り組む土屋に出場29回目の郷も刺激を受けているようで「やる気のある、なしで人生変わってくるんだな、太鳳ちゃんを見ているとひしひしと感じるものがあって、僕自身、今回のコラボでたくさんのことを学んだ気がします」と話した。

　歌唱曲は1994年リリースの「言えないよ」。振付師が歌詞や曲からイメージを膨らませた今回のダンスは、「現実か、仮想か、最後に結ばれるのか、結ばれないのか、禁断なのかどうかも、観た方に判断してもらいたい」と話していた。

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