■『第67回紅白歌合戦』リハーサル2日目（29日、東京・渋谷 NHKホール）
　1月に15年ぶりに再集結したロックバンド・THE YELLOW MONKEYは、今年が初出場。ボーカルの吉井和哉は「我々は初めから紅白を視野に入れているバンドだったけれど、なかなか機会がなくて。再結成の年に出場が決まって逆によかった。申年だし」と喜んだ。

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　紅白で披露する「JAM」について、吉井は「ライブでよく言っていますが、THE YELLOW MONKEYという王国があったとしたら、その国の国歌として聴いてほしい」と説明。「この曲を作ったときの僕たちは、大人でもない子どもでもない何とも言えない年齢だった。いろんな活動のなかでスタッフや友達が亡くなったりして、この歌を歌うと（友人たちの思い出が）出てくるんです。自分たち的には特別な曲」と思い入れを語った。

　報道陣向けの写真撮影で多くのフラッシュを浴びると、「目が…」「星が見える」と驚き。囲み取材では、廣瀬洋一が再集結した思いについて「集まるべくして集まったメンバー」と真面目に語った後に、吉井が「4人ともカツラじゃない。これはもう奇跡です」と笑わせたところで、取材が終了。メンバー全員「（記事に）使われるよ、これ」と苦笑し、記者たちも思わず吹き出していた。

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