■『第67回紅白歌合戦』リハーサル初日（28日、東京・渋谷 NHKホール）
　お笑いコンビ・オリエンタルラジオ率いるダンス＆ボーカルユニット・RADIO FISHが28日、東京・渋谷のNHKホールで行われた『第67回紅白歌合戦』（31日　後7:15〜11:45 総合）の初日リハーサルに出演。念願の初出場に感慨深げだった中田敦彦は「間違いなく我々がやってきたパフォーマンスで最高のものになる」と確かな手応えをにじませた。

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　本番当日には、一般オーディションから選出した40人のダンサーたちとともに日本中を席捲した「PERFECT HUMAN」を披露する。金色の衣装でひと際注目を集めた中田は「豊臣秀吉をモチーフにしてます」と説明した。

　同じく今年のブレークしたピコ太郎が話題にあがると「まだ認めていない」と対抗心をチラリ。しかしきょうの衣装について「ピコ太郎さんを意識した？」と声が上がると、相方の藤森慎吾は「あの質問はマズいな…。マネージャー、（記者を）チェックしといて」と冗談交じりに苦笑い。中田は「（ピコ太郎や小林幸子を）意識してない。秀吉が天下人で成り上がったのが『PERFECT HUMAN』のイメージに近い。あとは『真田丸』の小日向文世さん（秀吉役）の演技がすごい好きだったからです」と念押しで明かした。

　オーディションでも大掛かりな演出だった。テレビ番組で藤森が“幸子超え”サプライズを匂わせており、中田も「（本番を）ご期待いただきたい。サプライズがあるかもしれない」と怪予告。「顎が外れる、目を白黒する、鼻が曲がる、それくらいの衝撃を与えられると確信しています。ある意味イリュージョンみたいな」と語り、含み笑みを浮かべていた。

　多忙を極めた今年一年。中田は「最高の一年でした。ずっと今年ならいいのに。今年の漢字一文字？ “爆”です」と充実の表情で「まだまだやっていきたい。これを弾みに2017年はアーティストとしてみんなに愛されていきたい義務がある。本業はアーティスト、たまに気さくにお笑いをやります」と笑わせた。

　『紅白歌合戦』では今年から、オリンピックイヤーを目前にした2019年の『第70回』までの4年間、「夢を歌おう」をテーマに掲げ、老若男女を問わず、さまざまな人々の夢を「歌の力」で応援する、としている。

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