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“イケメン女子”ルウトに迫る 男子服のルーツ、学生時代、恋愛対象…

 見た目はイケメン、でも中身は女性。そんな“イケメン女子”のルウトが、話題を集めている。男性ファッション誌『メンズナックル』や女性ファッション誌『KERA』のモデルを務め、バラエティー番組に出演すると検索ランキングで急上昇。そして5日スタートの読売テレビ・日本テレビ系連続ドラマ『増山超能力師事務所』(毎週木曜 後11:59)にも出演が決定している。

ココリコ田中主演ドラマ『増山超能力師事務所』に出演するルウト (C)ORICON NewS inc.

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 そんな今年のブレイクタレント候補ともいえるルウトに、男子の服を着るようになったルーツから、現在の状況についての感想、これからの目標などを聞いてみた。

 小さい頃から兄のお下がりを着ており、もともと男性の服には抵抗がなかったというルウト。その兄の影響で少年漫画も読むようになるなど、女の子らしさとは縁遠い幼少期を過ごした。「ずっとアニメや漫画が好きなオタクで、特に強烈に影響されたのが『テニスの王子様』。不二周助くんが一番好きで、絶対にこの顔になりたい!って思いました。小学生のときはTシャツにショートパンツにスニーカーっていう男の子スタイルだったけど、周りも『ルウトだからね』って自然に受け入れてくれたのも、いま思えば大きかったかもしれないですね」。

 しかし、中学校になると違う小学校からも人が集まるため、男子服やオタクであることを一旦封印し、制服のスカートを短くするなど周囲の女子になじんでいった。「そうしないとスクールカーストで生き残れないと思ったので。『バレたら人生が終わる!』ぐらいの気持ちで(笑)」。高校は自由な校風だったため、最初から自分の個性をオープンにしたが、中学時代の友だちと会うときにはエクステを付けて女の子らしい服を着るという「二重生活みたいな感じでしたね」と振り返る。

 「勉強よりもアルバイトと遊びを優先してました(笑)」という高校時代を経て、卒業後に働いていたショップでスカウトされ、モデルとして芸能界デビュー。「Vホス(ヴィジュアル系ホスト)」ブームを追い風に、イケメン女子として一躍人気モデルになり、テレビ番組や舞台への出演、「八王子P」プロデュースでユニットとして歌手デビューも果たした。

 今はモデル業と並行してドラマの撮影で多忙な日々を送っているが「ドラマの撮影は緊張だらけで、まだ楽しむという余裕はないですね。演技を始めてまだ3年くらいで、毎日が必死な状況なので、今は全力で頑張るだけです」と謙虚に話す。

 プライベートな質問として、恋愛対象は男性か女性か尋ねると「どっちも好きです。性別で見ていなくて、人間として魅力のある人に引かれます」と即答。好きなタイプは「干渉してこない人(笑)。自分のやりたいこと、楽しむことを優先しちゃうので、そもそも誰かと付き合うことに向いてないのかな」といたずらっぽく笑った。

 最後に「男に生まれたかったですか」と聞いてみると、笑顔でこう語ってくれた。「そう思った時期もあったけど、途中から女としてイケメンな服を着るのが楽しくなってきて、時代もあると思うけど“ルウトらしさ”を認めてもらえるようになっているから。それに、変わってるっていわれるのが、すごくうれしかったから(笑)、今が一番楽しいです」。

■ドラマ『増山超能力師事務所』
 お笑いコンビ・ココリコの田中直樹の約3年ぶりの主演作で、『ストロベリーナイト』シリーズなどで知られる誉田哲也氏の小説が原作。個性的な超能力師の面々が、増山(田中)が所長を務める事務所で依頼人のトラブル、悩みを解決するために奔走するミステリー・サスペンス要素を含んだ1話完結作品。

 ルウトは、制御不能な能力が玉にキズの美形の見習いギャル・宇川明美(うがわあきよし)を演じる。そのほか浅香航大、中村ゆり、柄本時生、平田敦子、忍成修吾、六平直政、鹿賀丈史らが出演。

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