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『ジョジョ』発行部数1億冊突破 荒木飛呂彦氏「読者の方々には感謝しかありません」

 1987年にスタートした荒木飛呂彦氏の人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』が、19日発売の第8部『ジョジョリオン』14巻をもって、シリーズ累計発行部数が1億部を突破したことが15日、明らかになった。荒木氏は「30年をまさに迎えようかというタイミングで1億冊を突破したということは誠に嬉しい事です」と喜びのコメントを寄せた。

『ジョジョ』シリーズのコミック累計発行部数が1億部を突破=『ジョジョリオン』14巻 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 LION

『ジョジョ』シリーズのコミック累計発行部数が1億部を突破=『ジョジョリオン』14巻 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 LION

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 同作は『週刊少年ジャンプ』1987年1・2合併号から連載がスタート。ジョースター家の血筋で“ジョジョ”と呼ばれる主人公の少年が、世代を超えて続く悪との戦いを描く大河作品で、第1部から第8部まで部ごとに主人公が代替わりしていく。2014年には文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞を受賞。現在は『ウルトラジャンプ』で第8部『ジョジョリオン』が連載中。

 第1〜3部はアニメ化されており、今年4月からは第4部『ダイヤモンドは砕けない』もアニメ化され放送中。さらに、主演の山崎賢人をはじめ神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、山田孝之、伊勢谷友介ら豪華キャストが集結し第4部が初めて実写映画化されることが決定し、来年8月4日に公開される。

 1億部という大台突破を記念し、コミックと同日発売の『ウルトラジャンプ』1月号では『ジョジョリオン』が表紙を飾り、人気ファッションブランド「WEGO」とコラボしたミニポーチが付録となる。

 また、スマホアプリ「本屋さんアプリ」を使った連動企画「JOJOと本屋さんは引かれ合う」も同日より開始される(来年2月19日まで)。これは全国を6つのブロック【北海道&東北】【関東】【中部】【近畿】【中国&四国】【九州&沖縄】に分け、参加書店でアプリを起動するとブロック内の「47都道府県×JOJO」ご当地スタンプ&スマホ用壁紙を日替わりで配信。30周年記念、1億冊突破記念、各ブロック内のスタンプコンプリート記念の特製スマホ用壁紙も配信する。

 さらに、第7部『STEEL BALL RUN』の文庫化も決定。第6部『ストーンオーシャン』の文庫版最終巻発行以来8年ぶりのことで、来年2月17日に1・2巻を発売し、全16巻予定で2018年1月まで毎月刊行していく。

 荒木氏は「30年の間にこの作品とキャラクターたちを、手に取ってきてくれた読者の方々には感謝しかありません。けど、これがゴールではなく、30周年となる2017年も様々な企画が盛りだくさんなので、これから先も『ジョジョ』を楽しんでもらえればと願っています」と思いを語った。

関連写真

  • 『ジョジョ』シリーズのコミック累計発行部数が1億部を突破=『ジョジョリオン』14巻 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 LION
  • 『ジョジョリオン』がカバーを飾る『ウルトラジャンプ』1月号 (C)ウルトラジャンプ2017年1月号/集英社
  • 『ウルトラジャンプ』1月号付録のWEGO×JOJOミニポーチ (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 付録
  • 『STEEL BALL RUN』文庫1巻 (C)LUCKY LAND COMMUNICATIONS/集英社 SBR
  • 「本屋さんアプリ」との特別企画『JOJOと本屋さんは引かれ合う』(C)SHUEISHA Inc. All right reserved.

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