女優の香里奈が主演を務める来年1月12日スタートのフジテレビ系連続ドラマ『嫌われる勇気』（毎週木曜　後10：00）のレギュラーキャストが決定。今年放送されたNHK朝の連続テレビ小説『とと姉ちゃん』の次女・水田（小橋）鞠子役の好演も記憶に新しい相楽樹のほか、戸次重幸、丸山智己、桜田通、飯豊まりえ、岡崎紗絵、寿大聡、正名僕蔵、升毅らが脇を固める。

　同ドラマは「アドラー心理学」について解説したシリーズ累計180万部超の大ベストセラー『嫌われる勇気』（ダイヤモンド社）を原案に刑事ドラマとして大胆にアレンジ。香里奈演じる嫌われる勇気を持った“アドラー女子”で主人公の女刑事・庵堂蘭子が周囲と反目しながらも颯爽（さっそう）と活躍していく一話完結型ミステリー作品。蘭子とコンビを組む青山年雄に加藤シゲアキ（NEWS）、蘭子のことをよく知る帝都大学文学部心理学科の教授・大文字哲人を椎名桔平がそれぞれ演じる。

　相楽は、警察の依頼で解剖を担当し、事件の見解について蘭子と張り合うことも多い、帝都大学医学部法医学講座の助教授・相馬めい子役に起用。組織を無視した行動ばかりする蘭子に日々、頭を悩ませている警視庁刑事部捜査一課8係長・半田陽介に升、半田の部下で、出世が第一の刑事・小宮山正明に戸次、8係きっての武闘派で自称「FBI仕込み」のプロファイリングで誤った推理を披露する係刑事・浦部義孝に丸山、無口でもっぱらデジタル捜査を担当する刑事・三宅隆俊を桜田通が起用。

　また、蘭子の観察眼に一目を置き、「さすが庵堂蘭子」が口癖の警視庁鑑識課主任鑑識官・梶準之助には正名、蘭子を尊敬し、先輩である梶をイジるのが日課の理系女子、警視庁鑑識課鑑識係・村上由稀菜に岡崎、椎名演じる大文字教授の助手を務める間雁道子に飯豊、大文字と同じく帝都大学文学部心理学科の准教授・土方登志郎役を寿大聡が務める。

　第1話ではモデル殺害事件が次々に発生。捜査一課に異動早々に蘭子とコンビを組まされた青山だったが、常に我が道を行く蘭子は、携帯も持たず指示を無視して勝手に遺体を調べ始め、遺体を見ためい子の見解も「安易な妄想」だと一蹴。青山は捜査会議にも参加しない彼女にうんざり。上司の半田から言われ、帝都大学の研究室を訪れた青山は警視庁のコンサルタントも務める教授の大文字と出会い…。というストーリーが展開される。