小雪、夫婦円満の秘訣は“自立”

 女優の小雪(39)が14年ぶりに連ドラ主演を果たすフジテレビ系『大貧乏』(毎週日曜 後9:00)が、来年1月8日よりスタートする。クールビューティーなイメージの強い彼女が、プチプラファッションに身を包み、2人の子どもと生活を守るため、巨悪に立ち向かう、たくましい“シングルマザー”役で見せる新境地に期待が高まる。実生活はドラマより1人多い3人の母親として育児、女優業に奮闘している小雪だが、このほどORICON STYLEのインタビューに応じ、知られざる夫婦の関係性や「生きる証」だという子どもたちへの想いなどを語ってくれた。

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■シングルマザーを徹底取材「着れなくなった服は小さく切って雑巾に」

――今回、14年ぶりの連ドラ主演となりましたが、どのようなスタンスで臨まれていますか。

「まだ手探りな状態ですが、スタッフ・キャスト、みんなの士気も高めないといけないし、全体の肝として周囲との関わり方、立ち位置をもっと広い視野でみないといけない。でも根底には、楽しむというところは変わらずにいたいですね。映画と違って瞬発力も試されるし、1日で撮らないといけないシーンも多いから大変ですけど、いい流れに乗る、みたいな楽しみ方をつくっていきたい」

――役作りのために周囲にいるシングルマザーの方々に話を聞いて、徹底リサーチを重ねたそうですね。

「そうなんです。スーパーでは六時半以降にいって肉とか野菜とか全部半額以下のものを買う、食費を節約して何曜日に買い物にいくかを決めたり、リサイクルショップで服を買ったり…。ただ、リアリティーを追求しすぎてもドラマのトーンが暗くなりすぎてしまうのでドラマ自体はあくまで楽しい、明るい方向性でいきたいですね」


――自身もなにかご家庭では“節約術”など工夫をされりしていますか。

「とりあえずスプラウトは3回育てますね(笑)。あと梅干しも自分で作ったり、子どもの着れなくなった服は小さく切って雑巾にしたり、使えなくなったタオルを袋にしたり…お裁縫も好きなんです。」

――小雪さんは主人公の七草ゆず子と同じ“母親”でもありますが、ゆず子と自身の共通点とは。

「私もたいていのことは自分でなんとかするタイプですね。うちでは、夫の仕事が忙しく、休みがとれなかったとしても、子どもが『寂しい』とか『なんでパパいないの?』とは言わないんです。そういう状態に私がハンドリングしています。お父さんがいれば、もちろん子どもはうれしいけど、いなくても楽しいっていう状況をつくっているんです。ゆず子も、なんでも自分でなんとかやっちゃうんだろうなと思います」

――ある意味、ゆず子も小雪さんも甘えベタな部分があるのかも…。

「甘えと惰性の境界線って難しいですよね。どんな友達や夫婦であっても距離感は大事だと思います。私はお願いごとでも敬語で話すし、距離感を持つようにしています。私自身が甘えベタなのかはわからないですが(笑)」

――旦那様である松山ケンイチさんも小雪さん同様に役者として活躍されていますが、互いに自立していることが夫婦円満の秘訣ということでしょうか。

「女性が自立していることは、家庭においても円満にいくコツだと思います。夫の仕事に対しても、『やりたいことはやればいい』という考え方なんです。もちろん、家族がどう思っているかは知っておいてほしいですが『やりたいこと』がどうしても変わらないなら、やった方がいいと思っています」

■出産、子育てを経て考え方が変化「時間の使い方もシビアに」

――劇中では務めていた会社が倒産し、崖っぷちに立たされたゆず子の原動力となるのが、愛する子どもたち。小雪さんにとってお子さんはどういった存在ですか。

「私にとってその存在が生きる証になっています。働く意味であり生きる意味。出産を経て、『仕事が1時間はやく終われば、子どもが寝る前に会える』と、時間の使い方もシビアに考えるようになりました。仕事も大事だけど自分の時間も、母としての時間も大事にしています」

――そんなお子さんを3人も育てるなかで、役者として影響を受けた部分はありましたか。

「母親役を演じるという面ではリアリティーが生まれましたね。ドラマとか映画より現実は大変だから。そしてなにより経験したことがないことを経験するのは、いいことだと思います。私の経験なんてちっぽけなものですが、挑戦し続けることが人間には大事なんじゃないかな」

――連ドラ撮影となるとより一層、お忙しくなると思いますがご家庭と仕事を両立させる秘訣とは。

「両立はできてるかわからないです(笑)。子どもたちには寂しい思いをさせるかもしれない。それでもやるしかないと思っています」


■ フジテレビ系連続ドラマ『大貧乏』(毎週日曜 後9:00)
2017年1月8日スタート 初回は15分拡大

権力者の欲により“大貧乏”に追い込まれたシングルマザー・七草ゆず子(小雪)が、理不尽な社会に立ち向かう“お金”と“愛”をテーマにした完全オリジナルのヒューマン・コメディー。主人公・ゆず子は、夫に裏切られ女手一つで暴れん坊な息子とおてんば盛りの娘を抱え、慌ただしい日々を送っていた。ある日、勤めていた会社が突然倒産し、給与も貯金も全てを失い途方に暮れていた彼女の前に、年商107億円を稼ぐ敏腕弁護士の柿原(伊藤淳史)から連絡がくる。実は柿原はゆず子の高校の同級生で、当時からゆず子に憧れていたのだ。「会社の倒産には裏がある」と助言する柿原に当初は戸惑うゆず子だったが、愛しい子供たちとの生活を守るため、その倒産の秘密を暴いていくことに…。



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