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玉木宏、『キャリア』最終回 「子どもたちの反響がうれしい」

 フジテレビ系“日9”ドラマ『キャリア〜掟破りの警察署長〜』(毎週日曜 後9:00)が11日放送で最終回(第10話)を迎える。遠山金志郎という時代劇のヒーローと同じ名前(漢字表記は異なる)の警察署長が、役職の垣根を超え、市民の暮らしを守るため奮闘する新しい切り口の刑事ドラマ。クランクアップを目前に控えた主演の玉木宏に話を聞いた。

 「最後まで、つかみどころのないキャラクターでしたね、金志郎は。自分の気持ちを他人に吐露することも、感情的になることもほとんどなかったので、これでいいのか、とずっと戦っておりました。基本的に丁寧語なんですが、それをどのように話すかで印象も変わってきてしまいますし、難しかったです」

 玉木が試行錯誤しながら演じる中で、大きな励みになったのが「子どもの目線」。

 「朝ドラ(『あさが来た』)も老若男女の方に観ていただきましたけど、今回の『キャリア』は大人より子どもの反応がいいな、という印象が強いですね。ロケをしている時にも感じましたし、周りから『うちの子どもが楽しく観ているよ』という話をよく聞きました。手帳を出すくだりかな? 子どもたちにどこが面白かったのか、聞いてみたいです。やはり、子どもたちに夢を与えられたかどうかわからないけれど、喜んでもらえるだけで、うれしいですよ」

 本作では、私服で捜査に参加して、最後に警察署長である証として警察官バッチを提示する場面がお決まりだった。時代劇の『遠山の金さん』のように桜吹雪の入れ墨を見せるような派手さはなかったし、そもそも子どもたちは時代劇の金さんを知らないだろう。子どもは正義の味方に、敏感なのかもしれない。

 そんな警察署長の金さんに最終回、最大のピンチが襲いかかる。25年前、金志郎の父・桜井周平(宇梶剛士)を射殺した真犯人を追っていた南(高嶋政宏)が拳銃で撃たれてしまった。南を撃ったのは、元副総監の息子・桐島真司(中村俊介)。真相を確かめるべく長下部(近藤正臣)に会いに行った金志郎は、上層部から呼び出される。そこで金志郎は、時効が成立している事件の捜査をさせた上、捜査員が撃たれた今回の事件の責任を問われ、謹慎処分と北町署署長の解任を言い渡されてしまうのだ。

 金志郎の処分を受け、北町署の署長代理となった秋嶋(東根作寿英)は、半田副署長(柳沢慎吾)や実里(瀧本美織)ら署員たちに、署長官舎から姿を消し、桐島の行方を追っていると思われる金志郎の身柄を拘束するよう命じる。さらに秋嶋は、南を撃った犯人として、拳銃密売でマークされていた柴田という男をすでに逮捕したと皆に告げた。

 「事件の真相を追って、北町署刑事課のメンバーが一つにまとまっていくところや、金志郎の強い信念、亡き父へ思いが明確に示される最終回になっています。一貫してブレることのなかった金志郎が、ちょっと弱る場面もあって、人間味のある金志郎をお見せできると思います」と話していた。



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