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迷える岡田、櫻井を導いた中居というパイオニアの存在

 8日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)で、MCを務める櫻井翔が、V6岡田准一と初の“サシ飲み”を実施。それぞれキャスターとして、俳優としての苦悩と目覚めるきっかけを語り合った。

 10代で出会った岡田と櫻井は、ドラマ『木更津キャッツアイ』(2002年/TBS系)で共演して以来、互いを戦友と呼び合う兄弟のような関係。だが、意外にもプライベートでの交流はなく、2人きりで会うのが初めてどころか、ゆっくり話すこと自体も10年以上ぶりだという。リラックスした雰囲気で始まった“サシ飲み”は、20年に及ぶジャニーズ生活の中で抱えてきた葛藤をそれぞれが打ち明ける展開になった。

 入所3ヶ月というジャニーズ最速デビューを果たした岡田は、「たまにいるじゃん、天才肌の人って」と、同じV6の森田剛を引き合いに「俺は“普通”だって、若い頃にわかっちゃった」と告白。一見華々しい経歴とは裏腹に、「何をやっても向いてると思えなくて、劣等感しかなかった」「メンバーと口きかない時期もあった」と、グループに迷惑を掛けて傷つけたという“反抗期”を振り返った。

 そんな状況の中、岡田は何気ない会話の中で“ある先輩”が漏らした「俺はバラエティーに命かけてるから」という発言にハッとなったという。「それを聞いて、じゃあ自分が命掛けられるものは何かな? と思ったら、芝居がやりたいと思って」と、以後俳優業に邁進するようになったという。この発言について、岡田は番組内で名前を明かさなかったが、他のバラエティー番組やインタビューで過去何度か、SMAP中居正広から受けた刺激として語っている。

 一方、櫻井も「どの仕事をしていても、本職の人たちの集まりに半端者が顔出してるみたいな変なアウェー意識がある」と、ジャニーズならではの葛藤を告白。また、滝沢秀明ら当時のJr.まで冠番組を持つほど恵まれたジャニーズ全盛期でさえ、なかなか売れなかった嵐の一員として、「嵐も自分も、こんなに保つと思ってなかったから。25(歳)には芸能界からいなくなると思っていた」と明かした。

 そして、「この世界で生き残るとしたら何だろうと、21(歳)くらいのときに『報道といったら大げさだけど、独占インタビューをするアナウンサーのようなことはできないですか』と事務所に掛け合った」という櫻井。「僕は中居(正広)くん、(TOKIOの国分)太一くん、井ノ原(快彦/V6)くんみたいに、数いるタレントさんや芸人さん(の話)を回すっていうことはできない。だけど、誰かにじっくりインタビューするっていうことはむしろ好きだし、ジャニーズで他にやっている人はいないと思って」と、現在のキャスター業の方向性を、先輩の活躍から逆算して見いだしたことを明かした。

 奇しくも俳優、キャスターとして大いに評価されるようになった2人のターニングポイントに、共通して影をチラつかせることになったSMAPの中居。ある種のパイオニアとして、その姿勢が後輩に与えた影響はジャンルに関係なく大きいようだ。
(文/坂戸希和美)



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