女優の栗山千明が主演したテレビ朝日系ドラマ『不機嫌な果実』が来年1月にスペシャルドラマとして復活。『不機嫌な果実スペシャル〜3年目の浮気〜』と題し、4〜6月に放送された連続ドラマの3年後を舞台に、“三角関係にまみれたドロドロの浮気騒動”を描く。栗山をはじめ、市原隼人、高梨臨、稲垣吾郎ら“不機嫌ファミリー”が再集結することが決まっている中、新たに、山本裕典、南沢奈央、MEGUMIの出演が明らかになった。

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　山本が演じるのは、主人公の人妻・工藤麻也子（栗山）の心を奪う相馬宏人。イチゴや大根を作っている農園家で、竹田久美（高梨）のワインバーに野菜や果物を卸していたことから、麻也子と知り合う。「連ドラからの作品ということで、スタッフ・キャストの方々、何より視聴者の方々のいろいろな想いが詰まった作品だと思います。その想いに応えられるよう、すてきな肉食男子を演じたいと思います。こういった役どころはあまり経験がないので、思い切って楽しみたいと思います！」とコメントを寄せた。

　南沢は、麻也子一筋の夫・工藤通彦（市原）を誘惑する音大生・神崎葵を演じる。ピュアな言動の中にドキッとする小悪魔ぶりをにじませながら、非常勤講師の通彦に“進路相談”と称して急接近する。「すでに紆余曲折あった、複雑な人間関係の中に、新たなカラーとして加わるのはとても覚悟がいりますが…、私自身も新しい顔を見せられるように、神崎葵を演じたい」と意気込む。

　MEGUMIが演じるのは、謎の女・夏希。ある日、麻也子の前に突然姿を現す、彼女の新たな“恋愛”に関わってくるらしい。「大好きな林真理子さんの作品に参加できて心から喜んでおります。すべての女性が必ず持つ2つの顔を生々しく表現したドラマです。女性は笑いながら、男性はドキドキしながらご覧ください」と呼びかけた。

　今回のスペシャルでは、“禁断の三角関係”が各地でぼっ発。麻也子と元夫・水越航一（稲垣）の焼け木杭にうっかり火が点きそうになったり、航一の恋人で麻也子の親友・久美の嫉妬の炎がメラメラと再燃したり、ドロドロっぷりも加速する中、物語は一体どんな結末を迎えるのか!?