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名脇役6人がシェアハウスで暮らしたら〜テレ東の深夜ドラマで夢の共演

 日本の映画・ドラマ界に欠かせない俳優の遠藤憲一(55)、大杉漣(65)、田口トモロヲ(58)、寺島進(53)、松重豊(53)、光石研(55)(50音順)の6人が、全員主役で共演する夢のようなドラマ企画が実現した。現在、『勇者ヨシヒコと導かれし七人』を放送しているテレビ東京系ドラマ24枠で来年1月13日スタートの『バイプレイヤーズ 〜もしも6人の名脇役がシェアハウスで暮らしたら〜』(毎週金曜 深0:12)に、6人が本人役で出演。リアルなようでしっかりドラマ、ドラマの割にはかなりユルい、おじさんだらけの“テラスハウス”が登場する。

“日本映画界を支える俳優6人”がテレ東の深夜ドラマで夢の共演。(左から)遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(C)「バイプレイヤーズ」製作委員会

“日本映画界を支える俳優6人”がテレ東の深夜ドラマで夢の共演。(左から)遠藤憲一、大杉漣、田口トモロヲ、寺島進、松重豊、光石研(C)「バイプレイヤーズ」製作委員会

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 実は、この6人、2002年のとある特集記事で“日本映画界を支える俳優6人”に選出されており、それ以来、いつか一緒に映画をやりたいと語り合っていた仲。それから十数年が経ち、さらなる飛躍を遂げた6人が、ドラマという形でついに共演を果たす。

 「台本は一切ございません」が売り文句の本家とは異なり、『バイプレーヤーズ』は、映画『アズミ・ハルコは行方不明』の公開を控える松居大悟氏(31)が脚本とメイン監督を務め、6人がシェアハウスで共同生活を送るという設定の中で、何十年も現場の一線にいた彼らの役者としてのすごみや矜持、そしてこだわり、その生き様をかいま見せていく。

 松居監督は「このすてきすぎるメンバーが同じ空間で芝居するだけで面白いに決まってる。もうなるようになれ! 大暴れしてもらおう!という気持ちです。そのための地図を、迷ったら尖るタイプのスタッフ陣でいままさに描いています。オリジナルです。深夜のテレビ東京という危険な時間帯で、危険な男たちの生活が始まります。晩酌しながらぜひ」とコメント。

 物語のはじまりは、6人のもとに届いた、海外の動画配信サイトから大型ドラマのオファー。主演はあの大物俳優で監督も世界的な有名監督。その監督から要望で6人は「役作りで絆を深めるために、シェアハウスで 3ヶ月間の共同生活を送る」ことになる。

 おじさんだらけの“テラスハウス”状態に戸惑うが、家事の分担でもめたり、朝食の献立でケンカになったりと、ささいないざこざはありつつも、和気あいあいとまるで中学生のように暮らしはじめる。そんな微笑ましい6人だが、実は10年前のとある仕事が原因で、各々に対してしこりが残っていたのだった。さらに、この大型ドラマプロジェクトにも、とある秘密が…。そんな中、主役降板のうわさを聞き、シェアハウスに激震が走る。

■キャストコメント(50音順)
▽遠藤憲一
「それぞれ共演したことはあっても一堂に揃うのは初めて。全員感性が大好きな役者さんばかりで撮影が楽しみです。先輩の大杉さんを中心にいいチームになると思います」

▽大杉漣
「いつの日かこのメンバーでと願って十数年! やっとの実現です。6人の個性がどんな化学 反応を起こすのか、日本のオジサン俳優の底力をお観せできる作品になるよう励みたいと 思います」

▽田口トモロヲ
「いやぁ、ついに実現しちゃうんですね!? ドッキリじゃないですよね? ホントですよね! 役者稼業の同志であり、ライバルであり、目指すべき先輩であり、才能あふれる後輩である方々と、なんとテラスハウス状態で!? 『死ぬまでに実現したい! でも無理なのかな…?』と思っていた夢の共演! ここまでこぎ着けたスタッフの方々に感謝です!! 他のメンバーに振り落とされないよう懸命について行くのみです! みなさま、ヨロシクお願い致しますっ!! 」

▽寺島進
「6 人で集まるのは久しぶり。非常に楽しみにしています」

▽松重豊
「待ち時間に健康や老後について語り合うのが楽しみです」

▽光石研
「ゾクゾクしております! 十数年前、このお仲間に入れていただき、それぞれの出演映画をかけていただく上映会がありました。その時、このメンバーで何か出来たら良いね、面白 いね、などと話しておりました。それがとうとう実現します! 55 歳のこの歳で、ものすごい刺激になります! 楽しみで楽しみで、本当にゾクゾクしております!」

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