“パラフェス”がSMAPファンに粋な計らい

 11月22日に開催された、リオパラリンピックのメダリストたちが登場したスポーツと音楽の祭典『パラフェス2016』が、SNSを中心に話題になっている。

 日本財団パラリンピックサポートセンターの主催で行われたこのイベントでは、メダリストのほかに、子宮疾患から復活した大黒摩季、オーストラリア出身アーティストのサラ・オレインらが出演。パラスポーツやパラリンピアンの魅力を、楽しく明るくカッコ良く紹介した。また、SMAP香取慎吾が2015年の秋、のべ60時間をかけて製作した巨大な壁画のレプリカも登場。壁画を見た草なぎ剛の“らしい”リアクション、それに対する香取のツッコミも含まれたメイキングムービーも流された。さらにイベントの最後には、今年8月にサポーターを辞退したSMAPの楽曲の中から、エンディング映像に「世界に一つだけの花」が、退場時のBGMに「オリジナル スマイル」が使用されたという。

 SNSによると、その選曲に驚きつつも、映像を見ながら静かにサビの手振りをしていた客席は、終了後に始まった“オリスマ”に一瞬で湧いて大合唱。合いの手は揃い、ステージ脇に残っていた出演ダンサーたちの振りも完璧。異例なことに、23時近くになっても主催者側から退場を促されることはなかったそう。盛り上がる会場を見た一般男性からは、「SMAPすげーな」「自然に笑顔にさせるもんなぁ」という声もあったそうで、会場の熱さとファンの感激が察せられる。

 主催者側も、香取がまた絵を描きたいと発言していたことに触れ、「また、ご一緒したい」といったツイートを。「多くの人の想いが集まり笑顔抱きしめた温かい場になった。全ての人に感謝」と、一部“オリスマ”の歌詞をもじって感激を表している。

 会場でその想いを受け取ったSMAPのファンたちは、パラフェスで紹介された競技のルールや、義手・義足・車椅子事情を自らのSNSで拡散。「絶対盛り上げたい!」「SMAPが私とパラスポーツを繋げてくれた」「SMAPが動けないなら、私たちが動くしかない」と、『パラ駅伝 in TOKYO 2017』やそれ以外の障害者スポーツについて調べ、その面白さや魅力をそれぞれなりに紹介。主催者側の熱い心遣いに応えていた。
(文/坂戸希和美)



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