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テレビ東京、正月時代劇の歴史途絶える 来年は『釣りバカ 新入社員SP』

 テレビ東京系列の正月恒例の特別番組として、毎年1月2日に放送されてきた大型時代劇の歴史がついに途絶えることになった。27日、東京・六本木の同局で新春ドラマスペシャル『釣りバカ日誌 新入社員 浜崎伝助』の会見が行われ、同ドラマが来年1月2日午後9時より放送されることが明らかとなり、恒例の時代劇が放送されないことがわかった。

テレビ東京の新春恒例大型時代劇枠が『釣りバカ日誌』に (C)ORICON NewS inc.

テレビ東京の新春恒例大型時代劇枠が『釣りバカ日誌』に (C)ORICON NewS inc.

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 1979年、東京12チャンネル(前の社名)の開局15周年記念の一環として映画『人間の條件』を12時間にわたって放送したのを始まりに、80年には映画『宮本武蔵』(中村錦之助版)の一挙放送を経て、81年から12時間超ワイドドラマとして時代劇が制作、放送されてきた。

 2001年以降は放送時間が10時間に短縮され「新春ワイド時代劇」と呼ぶようになり、10年からは7時間に、15年に放送された『大江戸捜査網2015〜隠密同心、悪を斬る!』は5時間に縮小。今年1月2日に放送された東山紀之主演の『信長燃ゆ』は3時間で「新春時代劇」に改題したが、時代劇は継続されてきた。

 同局では今年、1985年12月から30年以上にわたって番組を制作・放送してきた東京都港区神谷町(虎ノ門4丁目)から同・六本木3丁目に完成したばかりの新しい高層ビルに本社を移転。社としての大きな節目に、大きな決断が下された。

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