俳優の渡辺謙が14日、都内で行われたテレビ朝日系『山田太一ドラマスペシャル 五年目のひとり』(19日 後9:00)の試写会で舞台あいさつを行った。毎年、京都・清水寺で発表される「今年の漢字」(日本漢字能力検定協会主催)さながらに立てかけられた大きな紙に、渡辺が力強く書き上げたのは「驚」の文字。「驚きましたよね、ドナルド・トランプ」と、会場の笑いを誘った。
アメリカ最大のステージ・エンターテインメントの中心地、ブロードウェイでも活躍する“世界のケン・ワタナベ”らしく、「(次期米国大統領選挙にトランプ氏が勝利し)本当に驚きました。アメリカでも仕事させてもらって、お友達もたくさんいるんですが、アメリカってこういう国だったな、やっぱり。改めて不思議な国だなという気もしました」と説明。
さらに、「個人的なことになりますが、今年1月に自分の体に異常が見つかって、胃がんだということで内視鏡手術を受けて。幸い手術から1ヶ月後にはブロードウェイの舞台に立てましたが、その後、妻の乳がんが見つかったり、本当に今年はサプライズなことがたくさんありました」と振り返った。
今年も残すところ1ヶ月半となったが「トランプ以上のサプライズは、今年はなくしてほしいと思うんですが、天変地異もありましたし、福岡の陥没事故もありましたし、サプライズでいいことあまりないのですが、今年は僕にとってはこういう年だったな。でも『驚』って、『敬(うやま)う』に『馬』と書くんですね」と感慨深そうに話していた。
舞台あいさつには、同ドラマに出演する蒔田彩珠、西畑大吾、脚本を執筆した山田太一氏も出席。渡辺の達筆ぶりに、蒔田は「かっこいいです」と手放しで絶賛。西畑は「大人になったら、渡辺謙さんのような大人になりたい。すごく活躍しているのに、とてもフランクで、身長も高くて、うらやましいと思うことばかり」と羨望のまなざしで見つめていた。
同ドラマは、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、孤独な中年男と女子中学生の不思議な交流を通じて、震災の“その後”と“再生”を描く。渡辺が演じる主人公・秀次のことを気にかける同郷の女性の役で市原悦子が出演し、初共演も果たしている。市原も舞台あいさつに登壇予定だったが体調不良のため欠席した。
アメリカ最大のステージ・エンターテインメントの中心地、ブロードウェイでも活躍する“世界のケン・ワタナベ”らしく、「(次期米国大統領選挙にトランプ氏が勝利し)本当に驚きました。アメリカでも仕事させてもらって、お友達もたくさんいるんですが、アメリカってこういう国だったな、やっぱり。改めて不思議な国だなという気もしました」と説明。
さらに、「個人的なことになりますが、今年1月に自分の体に異常が見つかって、胃がんだということで内視鏡手術を受けて。幸い手術から1ヶ月後にはブロードウェイの舞台に立てましたが、その後、妻の乳がんが見つかったり、本当に今年はサプライズなことがたくさんありました」と振り返った。
今年も残すところ1ヶ月半となったが「トランプ以上のサプライズは、今年はなくしてほしいと思うんですが、天変地異もありましたし、福岡の陥没事故もありましたし、サプライズでいいことあまりないのですが、今年は僕にとってはこういう年だったな。でも『驚』って、『敬(うやま)う』に『馬』と書くんですね」と感慨深そうに話していた。
舞台あいさつには、同ドラマに出演する蒔田彩珠、西畑大吾、脚本を執筆した山田太一氏も出席。渡辺の達筆ぶりに、蒔田は「かっこいいです」と手放しで絶賛。西畑は「大人になったら、渡辺謙さんのような大人になりたい。すごく活躍しているのに、とてもフランクで、身長も高くて、うらやましいと思うことばかり」と羨望のまなざしで見つめていた。
同ドラマは、東日本大震災から5年が経過した東京のとある町を舞台に、孤独な中年男と女子中学生の不思議な交流を通じて、震災の“その後”と“再生”を描く。渡辺が演じる主人公・秀次のことを気にかける同郷の女性の役で市原悦子が出演し、初共演も果たしている。市原も舞台あいさつに登壇予定だったが体調不良のため欠席した。
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2016/11/14