俳優のディーン・フジオカ(36)が『東京ドラマアウォード2016』で助演男優賞を受賞し、7日に都内で開催された授賞式に出席した。NHK連続テレビ小説『あさが来た』の五代友厚役の演技が評価された。ディーンは授賞式後の会見で、幕末に密航同然で渡航し、外国を目の当たりにして新しい世の中を切り開いた実在の五代友厚の生き様に思いを重ね、感極まって涙を流した。
香港でファッション業界関係者にスカウトされたのをきっかけに、芸能活動をはじめて約12年。2005年に香港映画『八月の物語』の主演に抜てきされて俳優としての才能も見出され、台湾、インドネシアなど、ボーダレスに活動してきた。しかし、故郷の日本で「仕事をすることはないだろうと、あきらめていた時期もあった」と振り返った。
授賞式では、インドネシア・ジャカルタの日本大使館の待合室で偶然観た連続テレビ小説に出演する縁に恵まれたことを「奇跡のように感じています」と話し、「今回、起用していただいた(NHKのプロデューサー)佐野元彦さん、脚本を担当された大森美香さん、現場で演出をつけてくださった西谷真一さん、大阪の街や現場で楽しい時間を過ごした波瑠さんをはじめ共演者の皆さんに感謝します」と喜びのスピーチ。
さらに司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシから日本語以外で「いまの気持ちを」と無茶ぶりされると、インドネシア語、韓国語、北京語、広東語、英語で感謝を表現した。
ディーンは「いまの自分が、パスポートを持って、住みたいところに住み、やりたい仕事をやれているのも五代さんをはじめとする先人たちの犠牲と努力による偉業があったからこそ。人間として、先人たちからいただいたパスを後世に渡すために何ができるか、常に胸に刻んで、今後もいろんなことを挑戦していきたいです」と気持ちを新たにしていた。
香港でファッション業界関係者にスカウトされたのをきっかけに、芸能活動をはじめて約12年。2005年に香港映画『八月の物語』の主演に抜てきされて俳優としての才能も見出され、台湾、インドネシアなど、ボーダレスに活動してきた。しかし、故郷の日本で「仕事をすることはないだろうと、あきらめていた時期もあった」と振り返った。
授賞式では、インドネシア・ジャカルタの日本大使館の待合室で偶然観た連続テレビ小説に出演する縁に恵まれたことを「奇跡のように感じています」と話し、「今回、起用していただいた(NHKのプロデューサー)佐野元彦さん、脚本を担当された大森美香さん、現場で演出をつけてくださった西谷真一さん、大阪の街や現場で楽しい時間を過ごした波瑠さんをはじめ共演者の皆さんに感謝します」と喜びのスピーチ。
さらに司会のフリーアナウンサー・生島ヒロシから日本語以外で「いまの気持ちを」と無茶ぶりされると、インドネシア語、韓国語、北京語、広東語、英語で感謝を表現した。
ディーンは「いまの自分が、パスポートを持って、住みたいところに住み、やりたい仕事をやれているのも五代さんをはじめとする先人たちの犠牲と努力による偉業があったからこそ。人間として、先人たちからいただいたパスを後世に渡すために何ができるか、常に胸に刻んで、今後もいろんなことを挑戦していきたいです」と気持ちを新たにしていた。
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2016/11/07