数々の伝説的な作品を世に送り出してきた週刊『少年ジャンプ』(集英社)のなかでも、いま最も勢いのある作品のひとつが『僕のヒーローアカデミア』(堀越耕平・著)だ。落ちこぼれだった少年・緑谷出久が“最高のヒーロー”を目指して成長していく姿を描く同作。ジャンプが打ち出す“友情、努力、勝利”という少年漫画の王道を踏襲しつつ、王道からズレる“活躍しない主人公”のキャラクター像など一風変わった作風が人気になっている。そんな同作の担当編集・門司健吾氏にその魅力や、編集者としての胸の内を聞いた。担当作品のアニメ化、さらに実写化への想いも語ってくれた。◆少年漫画の王道から“ちょっと外した”設定が人気につながった『ヒロアカ』
2016/11/11