1926年10月14日、イギリスの児童文学作家・A.A.ミルンが『クマのプー』発表してから90年。「100エーカーの森」を舞台にした新作『クマのプー 世界一のクマのお話』がKADOKAWAから発売された。原作者の一族が正式に認めた公式続編で、プーを愛する4人の児童文学作家が新たに書き下ろした、プーと仲間たちの新しい物語。原作の挿画を描いたE.H.シェパードの画風を踏襲したカラーイラストも130点以上、収録されている。 世界同時発売された同書を日本語に訳し下ろしたのは、『カラフル』『DIVE!!』など、数々の児童書や小説を世に送り出してきた、作家の森絵都氏。クマのプーの訳を手がけるにあたり、「プーを心に抱いて生きるのは、自分の中に、かげりを知らないハチミツ色の日向を囲いつづけることだと思う」とコメントを寄せている。
2016/11/01