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桂雀太、NHK新人落語大賞受賞「自分との戦いに勝てた」

 年に一度開催される若手落語家の登竜門、『NHK新人落語大賞』の本選が24日に都内で行われ、桂雀太(39)が大賞を受賞した。師匠の桂雀三郎のもとに2002年5月に入門し、今回がラストチャンスだった雀太は、トロフィーの重みを十分感じながら、「自分との戦いに勝てた」と喜びをかみしめた。

 得意にしている演目「代書」を披露した雀太は、「ここで負けたら悔いが残ると思って、本選出場が決まってからの約1ヶ月、自己管理を徹底してきょうを迎えました。高座を終えた後は、清々しささえ感じました」とやり切った。能の偉人、世阿弥の言葉「離見の見(りけんのけん)」を常に目指しているといい、「きょうはそれも少しできた気がします」と充実感をにじませた。「離見の見」とは、客席で見ている観客の目で自分をみなさい、という教え。

 最近、何もしゃべらないサイレントコメディーデュオ・が〜まるちょばのライブを観て、感じるものがあったといい、「何もしゃべらないでもいい噺(はなし)家になったらカッコいいかな、と思いました。矛盾していますけど(笑)。古典落語を受け継いでいく上でも、足すことより、引くこと考えていきたい」と今後も精進することを誓っていた。

 今年度は、東京と大阪で行われた予選会に計122人が参加。本選には、春風亭ぴっかり☆、桂雀太、桂三度、柳亭小痴楽、春風亭昇々の5人が出場した(登場順)。本選の模様はNHK総合で29日(後4:00〜5:13)に放送される。



関連写真

  • NHK新人落語大賞に輝いた桂雀太 (C)ORICON NewS inc.
  • NHK新人落語大賞に輝いた桂雀太 (C)ORICON NewS inc.

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