お笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史（46）が23日、ラジオイベント『岡村隆史のオールナイトニッポン歌謡祭　in　横浜アリーナ』を開催。自身の冠ラジオ番組『ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン』（毎週木曜　深1：00）の放送2周年を祝う同イベントに、1万人のファンが詰めかけた。

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　今年で、2回目となる歌謡祭。前回の反省点を活かすため、イベント前には「光り物を持っている人は光らせてください」や「ネットでマイケル・ジャクソンのブカレストライブを観ておいてください」といった諸注意を促しながら、グッズ販売の点数も増やすなど、リスナーと一緒になって楽しむ環境づくりを入念に行ってきた。

　「燃えよドラゴン」のテーマ曲が流れ、会場の熱気も高まったところで、マイケル・ジャクソンになりきった岡村がさっそうと姿を現し、ファンの声援を一身に浴びながら反町隆史の「POISON〜言いたいことも言えないこんな世の中じゃ〜」を熱唱して幕開け。「去年と違って（ペンライトが）光っていました」と安堵の表情を見せた岡村は「7200円で、このメンバーは見られませんよ」と分厚いラインナップに自信をみなぎらせた。

　その言葉通り、ゲストには久保田利伸（54）、DA PUMP、May J.（28）、ロバート・秋山竜次（38）、ホブルディーズ、ヨーヨーチャンピオンズ、ジョイマン、出川哲朗（52）、高須クリニックの高須克弥氏（71）と、ヘビーリスナーのみならずともうれしい顔ぶれがズラリ。さらには、かつて週刊誌で密会が報じられた熊田曜子（34）、歌手で俳優の星野源（35）がサプライズゲストとして登場すると、会場からひときわ大きな歓声が上がった。

　イベント終盤には、出川が笑いと感動が入り混じった渾身のスピーチ。「この『オールナイトニッポン』は僕も子どもの時から聴いてきました。たけしさん、さんまさん、とんねるず、ウッチャンナンチャン、タモさん、所さん…」と歴代にパーソナリティを務めてきた芸人の名前を挙げながら「この『オールナイト』は芸人が守らないとダメだ。そして、今それを背負っているのは岡村隆史。これからも聴き続けてください、ヨロシク！」と盟友へのエールを送った。

　豪華コラボが次々と実現し「本当にもう終わりだ。最終回ですよ…」と弱音を吐いていた岡村だったが、早くも来年の10月29日に同所でイベント第3弾を開催することが決定。それでも、リスナーたちに向かって「本当にみなさん、長いことありがとうございました。また来年、横浜アリーナでお会いしましょう！」と笑顔で呼びかけていた。