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『ローグ・ワン』新予告が解禁 父と娘の因縁が明らかに

 映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)の新しい予告映像が日本時間13日に解禁され、物語上の重要な設定が一つ、明かされた。それは、シリーズを通して度々その脅威が描かれてきた帝国軍(悪)の究極の兵器<デス・スター>の開発者が、本作の主人公ジン・アーソ(フェリシティ・ジョーンズ)の父親ゲイレン・アーソ(マッツ・ミケルセン)であるということ。親子の因縁はかくも深し。この事実は、まだまだ序の口ということなのか。さらなる興味がわいてくる映像となっている。

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(12月16日公開)(C)2016 Lucasfilm Ltd. All Rights Reserved.

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 本作は『スター・ウォーズ』シリーズの原点である、『エピソード4』の直前までが描かれるもう一つの物語。『エピソード4』でレイヤ姫がR2-D2に託した“デス・スターの設計図”をいかにして反乱軍は入手したのか?という謎の裏側で起きていた、反乱軍の寄せ集め極秘チーム<ローグ・ワン>が、デス・スターの設計図を奪う97.6%生還不可能なミッションに挑む姿が描かれる。

 今回解禁された予告編では、主人公ジンのバックボーンが明らかになった。15歳の頃からたった1人で生き延びてきたジンが、なぜ反乱軍に加わることになったのか? なぜ、<デス・スター>の設計図を奪うという生還困難なミッションに挑むのか? その辺りの事情をわかりやすくまとめている。

 「お前を守る」と、まだ少女のジンに力強く約束する父ゲイレン。そんな優しく強い父が、無言のまま帝国軍と共に去る姿をじっと見つめている少女ジン。そんな過去の、しかし鮮烈な記憶を夢に見ているのは、現在のジンだ。有名な科学者である父親と共に過ごしたのは少女時代だけだったが、一匹狼となった現在のジンにとっても、偉大な父は大切な存在であることが示される。

 生き抜くためにさまざまな罪を犯すことも厭わず、帝国軍に拘束されていたジンを脱出させた反乱軍だったが、反乱軍がジンにコンタクトを取ったのには理由があった。その理由は、ジンがゲイレン・アーソの娘であることをつかんだから。なぜならジンの父、ゲイレンこそが、銀河全体を脅かす帝国軍の究極の兵器<デス・スター>の開発者だったから。そのことを知り、ショックを受けるジンだったが、「私は父を信じてる」と、父の真意を明らかにするため、そして消息も分からない父の愛を信じ、ミッションに参加するのだった。

 ゲイレンが開発したデス・スターの破壊力は無限。反乱軍の上層部からは「降伏する以外、私たちに選択肢はない」という声も上がり、希望は失われたかに見えた。しかしジンは「まだ望みはある。反乱軍は希望を捨てるの?」と反論。極秘チーム<ローグ・ワン>の一員として、反乱軍を救い希望をつなぐため、「最後まであきらめない。それが私たちよ」と決意を口にする。しかしその直後、全ての希望を打ち砕くかのように煙の中から姿を見せるのは、やはり悪の帝王ダース・ベイダーだった。

 父のため、反乱軍、ひいては銀河全体の希望となる為に立ち上がるジンと<ローグ・ワン>のメンバー。ルーカスフィルムの社長で本作ではプロデューサーを務めるキャスリーン・ケネディ氏は「この『ローグ・ワン』は家族の物語という側面、そして今回の作品はより“希望を持つ”ことを求めており『スター・ウォーズ』の物語で描かれる共通の価値観を継承しています。いつもより少しガツガツしているかも(笑)」と語っている。

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