もう一つの『スター・ウォーズ』として、12月16日に公開を控える映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』。シリーズの1作目『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)の冒頭で、おなじみのテーマ曲とともに流れるオープニング・ロールにある「反乱軍のスパイは帝国の究極兵器に関する秘密の設計図を盗み出す事に成功した」という一節から生まれた物語。タイトルの『ローグ・ワン』とは何か?
実は、7月に英ロンドンで行われた『スター・ウォーズ・セレブレーション2016』のイベント期間中、ギャレス・エドワーズ監督に直撃取材を行っていた。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』に登場する反乱同盟軍の主力戦闘機部隊「ローグ中隊」(ルーク・スカイウォーカーがリーダーを務めたこともある)と関係はあるのか? 「スター・ウォーズ」シリーズのテレビゲームにはローグ中隊が主役のものもある。
エドワーズ監督は「この題名には3つほど、異なる意味が込められている」と教えてくれた。1つは「軍隊のコールサイン。戦闘中に個人ないし集団を指す表現でもあります」。2つ目は「本作はこれまでの『スター・ウォーズ』シリーズ物語の流れから逸脱する最初の1本になるので、その意味で本作自体が“Rogue”(=「はぐれ者」「反逆者」)という意味合いもあります」。
3つ目は「フェリシティ・ジョーンズが本作で演じる女戦士ジンも、“Rogue”と呼べるキャラクターですね。題名の候補はたくさんあったのですが、以上の理由で、この題名が一番正しい選択ということになりました。僕も気に入っています」。
■ギャレス・エドワーズ
1975年、英ウォリックシャー州ヌニートン生まれ。ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード4』とスティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(77年)に出会い、映画監督を目指すようになる。劇場デビューは『モンスターズ/地球外生命体』(2010年)。監督・脚本・撮影・VFXをこなしたSF映画で、エイリアンの襲来をこれまでにない新しい視点で描き、ブリティッシュ・インディペンデントフィルム・アワードを獲得するなど世界中から注目される。この作品の成功によって、かねてから大ファンだっという日本のゴジラのハリウッドリメイク版『GODZILLA ゴジラ』(14年)の監督に抜てきされた。メジャーデビューを鮮やかなヒットで飾った勢いで、『ローグ・ワン』の監督にも選ばれた。
実は、7月に英ロンドンで行われた『スター・ウォーズ・セレブレーション2016』のイベント期間中、ギャレス・エドワーズ監督に直撃取材を行っていた。『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』に登場する反乱同盟軍の主力戦闘機部隊「ローグ中隊」(ルーク・スカイウォーカーがリーダーを務めたこともある)と関係はあるのか? 「スター・ウォーズ」シリーズのテレビゲームにはローグ中隊が主役のものもある。
エドワーズ監督は「この題名には3つほど、異なる意味が込められている」と教えてくれた。1つは「軍隊のコールサイン。戦闘中に個人ないし集団を指す表現でもあります」。2つ目は「本作はこれまでの『スター・ウォーズ』シリーズ物語の流れから逸脱する最初の1本になるので、その意味で本作自体が“Rogue”(=「はぐれ者」「反逆者」)という意味合いもあります」。
3つ目は「フェリシティ・ジョーンズが本作で演じる女戦士ジンも、“Rogue”と呼べるキャラクターですね。題名の候補はたくさんあったのですが、以上の理由で、この題名が一番正しい選択ということになりました。僕も気に入っています」。
■ギャレス・エドワーズ
1975年、英ウォリックシャー州ヌニートン生まれ。ジョージ・ルーカス監督の『スター・ウォーズ エピソード4』とスティーブン・スピルバーグ監督の『未知との遭遇』(77年)に出会い、映画監督を目指すようになる。劇場デビューは『モンスターズ/地球外生命体』(2010年)。監督・脚本・撮影・VFXをこなしたSF映画で、エイリアンの襲来をこれまでにない新しい視点で描き、ブリティッシュ・インディペンデントフィルム・アワードを獲得するなど世界中から注目される。この作品の成功によって、かねてから大ファンだっという日本のゴジラのハリウッドリメイク版『GODZILLA ゴジラ』(14年)の監督に抜てきされた。メジャーデビューを鮮やかなヒットで飾った勢いで、『ローグ・ワン』の監督にも選ばれた。
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2016/10/08