タレントの大村崑(84)が27日、都内で著書『崑ちゃん ボクの昭和青春譜』出版記念イベントを開催。イベント前に行われた囲み取材で、自身初となる自伝を書き終えた感想を聞かれ「長いこと家でいろんな話をしていたら、家内から『それをメモに取っておいて、本出したら』って言われまして、それで『よし!やるか』ということで書いてみました。出来栄えは、100点に近いです!」と声を弾ませた。
同書は、ダイハツ・ミゼットやオロナミンCのCMなどで国民的スターとなった大村が、劇団「笑いの王国」をともに結成した芦屋雁之助や花登筺らとの思い出を回顧。同時期に活躍して関西の笑いを全国区に広げる原動力となった藤田まこと、藤山寛美、トニー谷、さらに高倉健、江利チエミ、美空ひばり、森繁久爾、森光子などといった“昭和の大スター”とのエピソードも収録されている。
榎本健一(エノケン)や古川緑波(ロッパ)などといった、名立たる喜劇人たちの最盛期を間近で眺めてきた大村だが、「最近は、喜劇人、喜劇を書く作家、劇場といったものがみんななくなってしまった。さみしいですね」とポツリ。「喜劇というのは、料理でいうところの“砂糖”と同じで、それを入れることで面白みが出るものだと思いますね」と力を込めた。
同書の中では、若い頃に片方の肺を摘出したことにも触れており「オロナミンCでは『元気ハツラツ』とか言ってやっていましたけど、本当は全然元気じゃなかった。今だから言えるけど、ウソをついていたんです」と告白。それでもこの日、年齢を感じさせないマシンガントークを披露すると「僕は102歳まで生きます。そして、最期は“赤い霊柩車”に乗っていくんです」と自身が出演する人気サスペンスドラマシリーズを引き合いにアピールしていた。
同書は、ダイハツ・ミゼットやオロナミンCのCMなどで国民的スターとなった大村が、劇団「笑いの王国」をともに結成した芦屋雁之助や花登筺らとの思い出を回顧。同時期に活躍して関西の笑いを全国区に広げる原動力となった藤田まこと、藤山寛美、トニー谷、さらに高倉健、江利チエミ、美空ひばり、森繁久爾、森光子などといった“昭和の大スター”とのエピソードも収録されている。
榎本健一(エノケン)や古川緑波(ロッパ)などといった、名立たる喜劇人たちの最盛期を間近で眺めてきた大村だが、「最近は、喜劇人、喜劇を書く作家、劇場といったものがみんななくなってしまった。さみしいですね」とポツリ。「喜劇というのは、料理でいうところの“砂糖”と同じで、それを入れることで面白みが出るものだと思いますね」と力を込めた。
同書の中では、若い頃に片方の肺を摘出したことにも触れており「オロナミンCでは『元気ハツラツ』とか言ってやっていましたけど、本当は全然元気じゃなかった。今だから言えるけど、ウソをついていたんです」と告白。それでもこの日、年齢を感じさせないマシンガントークを披露すると「僕は102歳まで生きます。そして、最期は“赤い霊柩車”に乗っていくんです」と自身が出演する人気サスペンスドラマシリーズを引き合いにアピールしていた。
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2016/09/27