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綾野剛、熊切和嘉監督『武曲』で剣道の達人に「全ての感情を注ぎ尽くす」

 俳優の綾野剛が、『私の男』で第36回モスクワ国際映画祭最優秀作品賞を受賞した熊切和嘉監督の最新作『武曲MUKOKU』に主演することが27日、わかった。剣道五段の腕前を持つ主人公・矢田部研吾を演じるにあたり、2ヶ月かけて肉体改造と剣道の稽古に取り組んだ。やがて研吾と宿命の対決をする高校生・羽田融(はだ・とおる)役で村上虹郎が共演する。

 原作は、芥川賞作家・藤沢周氏の『武曲』(?藝春秋刊)。脚本は、綾野が主演した『そこのみにて光輝く』の高田亮氏、撮影は『海炭市叙景』など熊切作品を多数?がけてきた近藤龍人氏が務める。

 綾野演じる主人公・研吾は、剣道五段の腕前を持ちながら、ある出来事がきっかけでアルコール漬けの自堕落な生活を送っている。そんな彼の前にラップ好き高校生・融が現れる。ラップの作詞に夢中なこの高校生に、研吾はかつて「殺人剣の使い手」と言われた父と同じ“天性の剣士”を見た。剣道八段の僧侶、光邑師範の教えにより、人間として、剣士としての精進を積んでいく2人は対決する運命に…。

 2013年の『夏の終り』以来の熊切監督作品に出演する綾野は、念願の再タッグに「師の教えを守り、教えを破り、教えから離れる。研吾にとって『守破離』とはどういうことなのか。師であると同時に『父』という輪郭に苛(さいな)まれながら、彼はどう自身の生を取り戻し、?き直すのか。九死を想い、一生を諦めた『武曲』が織り成す、愛と再生の物語。熊切組のために、何者にでもなり、何者にでも無くなる。その覚悟を胸に、私は今?まで培った全ての感情を注ぎ尽くします」と並々ならぬ意気込み。

 デビュー当時から熱望していた熊切監督作品への出演を喜んだ村上は「融という役は、もし他の?が演じていたら絶対に嫉妬する役、それくらい掻き?てられるものがありました」と思い入れを明かし、「??部研吾にライバル?を持つ融は、主?公に想いを寄せるという意味では、この作品の中で“ヒロイン”だと思っています」とコメントしている。

 現在、神奈川・鎌倉市にて撮影中、2017年公開予定。



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