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史上初!全国民放ラジオ101局が宇多田ヒカル特番

 シンガー・ソングライターの宇多田ヒカルが8年半ぶり6枚目のオリジナルアルバム『Fantome』(28日発売)をリリースすることを記念し、全国民放ラジオ101局(AM/FM/短波)で特番『宇多田ヒカルのファントーム・アワー』が10月11日から随時、放送されることが決定した。単独アーティストの番組が全国101局でオンエアされるのはラジオ史上初となる。

民放ラジオ101局が宇多田ヒカル特番を放送決定

民放ラジオ101局が宇多田ヒカル特番を放送決定

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 宇多田は1998年、自身が作詞作曲したデビュー曲「Automatic」が全国のラジオ局のパワープレイを数多く獲得したことを機に楽曲の認知を広げ、15歳にして“ミリオンデビュー”。宇多田自身、「アーティストデビューよりもラジオDJデビューのほうが早かった」というほどラジオ好きを自負し、2010年12月からの音楽活動を休止した“人間活動”専念中も2013年4月〜翌14年3月まで1年間、InterFMでレギュラー番組『KUMA POWER HOUR』をセルフプロデュースで放送するなど、ラジオと親密な関係性を保ってきた。

 約2年半ぶりに宇多田がラジオ復帰する10月11日は、ネットでラジオが聴ける「radiko.jp」(ラジコ)で過去1週間の番組を聴き直せるタイムフリー聴取機能と、聴いているラジオ番組を手軽に誰かとシェアできる「シェアラジオ」がスタートする日。新機能のサービス開始にあたり、「ラジオの新時代の扉を開けるにふさわしい特別な番組を作りたい」と計画していた日本民間放送連盟ラジオ委員会から宇多田へ白羽の矢が立てられ、特番放送実現に至った。

 番組は約1時間で、9月上旬に都内で収録済み。宇多田本人も番組の制作に対し、並々ならぬ意欲を見せ、選曲や構成はもちろんのこと、タイトルコールやジングル、BGMまですべて本人が制作、プロデュースを手がけた。ニューアルバム『Fantome』に収録された新曲を自らの言葉で惜しみなく紹介する。

 放送日時は放送局によって異なるが、エフエム岩手、ラジオNIKKEI第2、J-WAVE、FM NIIGATA、FM COCOLOの5局が10月11日正午に放送開始するのを皮切りに、10月17日まで各局でオンエアされる。

■シェアラジオ特別番組『宇多田ヒカルのファントーム・アワー』
放送期間:10月11日(火)正午〜10月17日(月)まで ※各局で放送日時異なる
放送局:民放ラジオ101局 ※各局で内容が若干異なる

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