11日にNHKで放送された大河ドラマ『真田丸』(毎週日曜 後8:00 総合ほか)第36回「勝負」が大きな反響を呼んでいる。日本史史上で最も有名な合戦の1つである「関ヶ原の戦い」を、佐助(藤井隆)からの報告だけで終わらせる三谷幸喜氏の脚本に、SNS上では「超高速関ヶ原」「関ヶ原を1分で終わらせた」「大河史に残るぶっ斬り」「何この斬新すぎる大河ドラマは!」などといった書き込みとともに衝撃が広がっていた。 本作では、信繁や真田の人々が見ていないこと、体験していないことは、歴史上の重要な出来事であっても、あえてすべてを見せないようにしてきた。第4回「挑戦」で、「本能寺の変」を炎の中で鎧が崩れるイメージショットとナレーションだけで終わらせたのもその一環。
2016/09/12