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AKB、欅坂、矢口&辻も出演、アイドルフェス“TIF”が3日間で過去最多動員

 「世界最大のアイドルフェス」を謳う『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』が、お台場・青海エリアで、8月5日から3日間に渡り開催された。7年目の今年は、昨年までの2日から1日増やし、来場者数は75,978人と昨年を2万人以上、上回った。出演アイドル301組、1,492人も過去最多となる。

『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』、ステージと観客が一体に

『TOKYO IDOL FESTIVAL 2016』、ステージと観客が一体に

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AKB48グループも参戦、欅坂46もあのヒット曲を披露

 アイドルブームの長期化を反映し、多くの新世代グループが初出演。初日の5日、観覧無料の野外ステージ「SMILE GARDEN」のトップを飾ったのは、AKB48 Team8。47都道府県の代表で2年前に結成された若手チームだ。この日は16人で臨み、オリジナル曲「47の素敵な街へ」や「希望的リフレイン」ほかAKB48のヒット曲を歌い、元気いっぱいに盛り上げた。

 2日目には、4月に鮮烈にデビューした欅坂46が同じく「SMILE GARDEN」から初登場。ステージ前の公園に溢れるほどの観客が押し寄せるなか、デビューシングルで週間オリコンランキング1位(上半期ランキング6位)を記録した「サイレントマジョリティー」に始まり、発売前の2ndシングル「世界には愛しかない」も初のフルコーラスで披露した。夜にはメイン会場の「HOT STAGE」ことZepp DiverCityにも出演し、2ndシングルの白い衣裳を初披露してファンを喜ばせた。

 さらに3日目には、「HOT STAGE」にて2年連続出演のSKE48が貫録を見せたのに続き、昨年新潟で誕生したNGT48が初出演した。まだデビュー前だが、キャプテンでAKB48から移籍した北原里英は「いろいろなグループのファンの方に、片っ端から“推し変”してもらえるように」と意気込みを語り、「言い訳Maybe」などAKB48の曲を中心にハツラツとパフォーマンス。加藤美南が得意のアクロバット(前宙)で沸かせた。

◆矢口&辻が現役アイドルたちと久々にミニモニ。をコラボ

 モーニング娘。’16らが所属するハロー!プロジェクトは、毎年同時期にコンサートが重なるが、今年は昨年結成してメジャーデビューを目指すつばきファクトリーが初出演。初日のHOT STAGEで森高千里のカバー「私がオバさんになっても」や新曲「独り占め」などを歌い、ハロプロ育ちらしい実力を見せた。

 一方、TIFには2回目の2011年以降は出演してないももいろクローバーZから、佐々木彩夏がソロで6年ぶりに参加。初日に船の科学館の野外ステージ「SHIP SATAGE」に一番手で登場した。ソロ曲「だってあーりんなんだもーん」など3曲を歌い、ショートケーキをあしらった衣裳も相まって、アイドルらしさを振りまいた。後輩のチームしゃちほこも4年ぶりの出演。日本武道館公演を控え自信溢れるステージで成長を感じさせた。

 企画もの『みんなで一緒に名曲を歌って踊ろうステージ』には、“レジェンド”として元モーニング娘。の矢口真里辻希美が登場。「2歳の頃にテレビで観てました」などという現役アイドルたちと「恋のダンスサイト」「ミニモニ。ジャンケンぴょん」などをコラボ。矢口は久々のダンスに「盲腸がつりそう」などと話していた。

 最終日にHOT STAGEのトリを飾ったのは、でんぱ組.inc。持ち前の高速でたたみ込む曲にバラードも織り交ぜ、アンコールは3日間を締めるにふさわしい「おつかれサマー」。メンバーと超満員の会場が一体となってタオルを回していた。夢眠ねむは、「タイムラインを見るとTIFのどの現場も愛に満ち溢れていて、1人で泣いてました」と話す場面も。3日間のフェスはこうして多くの熱と感動を生み、大勢で記念撮影をしてフィナーレを飾った。
(文/斉藤貴志)

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