累計利用者数3500万人以上を誇る人気ゲームアプリ「モンスターストライク」の劇場版長編アニメ『モンスターストライク THE MOVIE』（12月10日公開）の特報映像が5日、解禁された。

　後にモンストと呼ばれるアプリケーションが、この世に生み出されてまだ間もないころ。行方知れずの父を追い求めて戦いに身を投じる、少年レンと仲間たち。しかし、その背後には、邪悪な闘神の影が迫っていた。

　特報映像には「感動の結末に全米が涙」などの言葉が流れた後、人気キャラクター“堕天使ルシファー”が登場。「うそだ、これから紹介する映画で全米は泣かない！」と、挑発的な口調で否定するが、最後にはルシファーの目から涙がこぼれ落ちる。この涙の理由は一体何を意味するのか…。

　アニメ研究家で、明治大学大学院客員教授の氷川竜介氏は、同作について「『モンスト』のアニメ展開には現状のアニメ界を打破するパワーが感じられ、要注目だ。次世代の可能性を開拓する新たな試みが多く含まれているからだ。ゲーム、SNSと同じマルチプレイ、インタラクティブといった要素がアニメに持ちこまれたとき、次の進化が始まるはずだ。劇場アニメのあり方を変えるかもしれない新展開に、期待したい」とコメントを寄せている。

★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」