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松井秀喜5打席連続敬遠の真実 明徳義塾の馬淵監督が初告白「勝ちたかった」

 いまも高校野球ファンの間で語り継がれる、星稜高校3年・松井秀喜選手(当時)に対する“5打席連続敬遠”。「なぜやったか、と聞かれれば、勝ちたかったから。松井君には恨みなどない。ただウチが勝ちたかったからです」。敬遠を指示した明徳義塾の馬淵史郎監督が、テレビ朝日系『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』(30日 後9:00)の取材に応じ、その時の思いを初告白する。

7月30日放送、テレビ朝日系『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』で松井秀喜氏の“5打席連続敬遠”の真実に迫る。画像は司会の中山雅史氏と山崎弘也(アンタッチャブル)(C)テレビ朝日

7月30日放送、テレビ朝日系『ゴン中山&ザキヤマのキリトルTV』で松井秀喜氏の“5打席連続敬遠”の真実に迫る。画像は司会の中山雅史氏と山崎弘也(アンタッチャブル)(C)テレビ朝日

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 それは、1992年の夏、石川県代表・星稜高校と高知県代表の明徳義塾高校が対戦した2回戦。超高校級スラッガーとして、当時からゴジラの愛称で注目を集めていた松井選手は、5打席連続敬遠され、チームも敗退。試合後、高野連が急きょ記者会見を開くなど、社会問題にまで発展した。

 当時の明徳義塾のエース・河野和洋氏は「(松井に)打たせない作戦だった。松井君に打たれるとチームが乗ってしまう。だから、彼の前後の打者をどう打ち取るかを研究していた」と明かす。一方の松井氏も明徳義塾リードの5回表、2死無走者の場面でも敬遠された時点で、「今日は勝負してくれない」と思ったという。チームメイトも今日は松井なしで戦わなければならない、と覚悟を決め、松井はいつも以上に声を出し、チームメイトを励ました。なんとか同点に追いつきたい、試合に勝ちたい。そんな熱い思いがこもった言葉の数々を読唇術が明らかにしていく。

 そして、1点をリードされたまま迎えた9回表。最後の攻撃も簡単に2アウトに追い込まれた星稜ナイン。3番打者が打ち取られれば、4番の松井に打席が回らずゲームセットとなるところだったが、意地の三塁打で松井につなぐ。が、やはり松井は敬遠。スタンドの応援団の反応、観戦していた松井の父の発言、球場全体を覆った異様な雰囲気。その時、松井は一塁ベース上で静かに目をつぶって何か祈っているようだった。ゲームは5番打者が打ち取られて試合終了。

 番組では読唇術や松井へのインタビューで当時の状況を振り返るほか、馬淵監督がその後の松井に対して抱いていた「ある思い」を激白。夏の高校野球の開幕を控え、伝説の名勝負をプレイバックする。司会は中山雅史氏と山崎弘也(アンタッチャブル)が務める。

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