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春ドラマ主演男優No.1は、『ゆとり〜』の岡田将生

 良作が多かった春ドラマでは、主演俳優の個性豊かな演技の競演も見ごたえがあった。視聴者を対象にした満足度調査の結果と、有識者の投票をもとに決定する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』(オリコンME発行)主催の「第4回コンフィデンスアワード・ドラマ賞」でも、主演男優ではさまざまな候補の名前が上がった。

『ゆとりですがなにか』(日テレ系)で優柔不断なサラリーマンを演じた岡田将生(C)NTV

『ゆとりですがなにか』(日テレ系)で優柔不断なサラリーマンを演じた岡田将生(C)NTV

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 審査員から評価が高かったのは、「芝居でドラマの面白さを引っ張っていた」(脚本家・井上テテ氏)という意見が目立った、『世界一難しい恋』(日テレ系)の大野智。高視聴率で話題となった『99.9−刑事専門弁護士−』で、「コミカルな演技が上手かった」(コラムニスト・堀井憲一郎氏)と評価された松本潤。これまでにない、「ゲスな役どころを生き生きと演じていた」(産経新聞・三品貴志氏)と注目が集まった『僕のヤバイ妻』の伊藤英明など。そのほか、『グッドパートナー 無敵の弁護士』(EX系)の竹野内豊や、『火の粉』(THK・CX系)のユースケ・サンタマリアを推す声もあった。そんななか、『ゆとりですがなにか』(日テレ系)でゆとり世代のごく一般的なサラリーマンを演じた岡田将生は、視聴者の満足度が高く、かつ審査員のなかでも推薦する声が多かったため、「主演男優賞」を受賞した。

 審査員からは、「安定した演技で素晴らしかった」(早稲田大学演劇博物館館長・岡室美奈子氏)、「今までも日テレ系のドラマに出演してきたが、今回はまさにハジケた演技を見せていた。きれいな顔立ちも活かした役どころだった」(ライター・吉田潮氏)という推薦の声が上がった。また『コンフィデンス』が毎週調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」に寄せられた視聴者の声も、「情けない感じの演技が上手い」(20代女性/神奈川)、「いい空気感があって、ほのぼのする」(50代女性/東京)、「あり得ないほどのドジっぷりが上手かった」(50代女性/東京)と絶賛する内容のものが多かった。

■主演男優賞受賞『ゆとりですがなにか』(日テレ系)主演・岡田将生
「まさか賞を頂けるなんて思ってもみませんでした。本当に嬉しいです。水田(伸生)監督、宮藤(官九郎)さん、スタッフ、キャストの皆さんのおかげで頂けたと思います。皆さんが集まった時、おいしいお酒が飲めそうです。ありがとうございました」

※「コンフィデンスアワード・ドラマ賞」とは
オリコンのグループ会社oriconMEが発行する、週刊エンタテインメントビジネス誌『コンフィデンス』が主催し、有識者と視聴者が共に支持する「質の高いドラマ」を表彰する賞。視聴者の評価は、『コンフィデンス』が毎週、約700名を対象に調査しているドラマ満足度調査「オリコンドラマバリュー」の累積平均データを使用。審査員の投票結果と合計したうえで、最終的には有識者20名による審査会で決定する。
(『コンフィデンス』16年7月25日号より)

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  • 『ゆとりですがなにか』(日テレ系)で優柔不断なサラリーマンを演じた岡田将生(C)NTV
  • 喜びのコメントを寄せた岡田将生(受賞カット)

提供元:CONFIDENCE

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