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AKB柏木由紀、まゆゆとの絆を語る「一心同体」「卒業は要相談」

 人気アイドルグループ・AKB48のドキュメンタリー映画最新作『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』が8日に公開される。本作で石原真監督のインタビューにも応じている柏木由紀(24)に、結成10周年の節目を迎えたAKB48や兼任するNGT48、同期の渡辺麻友(22)との絆や自身の卒業についても聞いた。

AKB48とNGT48を兼任する柏木由紀 (C)ORICON NewS inc.

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◆転機となったNGT48兼任「新鮮な気持ち」

 今作は『DOCUMENTARY of AKB48』シリーズ第5弾。NHK在籍時代に『紅白歌合戦』の制作統括や『トップランナー』『MUSIC JAPAN』など担当し、AKB48を熟知する石原真氏がメガホンを取った。2014年7月公開の前作から2年間の出来事を中心に、石原監督自らがメンバーの覚悟、挑戦、挫折、涙に密着した秘蔵映像やインタビューが公開される。

 この2年で柏木自身の身に起こった大きな変化は、昨年1月に結成が発表された新潟を拠点とする姉妹グループ・NGT48の兼任だった。昨年3月の「春の人事異動」で大阪・難波のNMB48兼任を解除されるとともに、新たにNGT48兼任が発表された。

 「びっくりしました。NGT48兼任が決まったときはまだ、きたりえ(AKB48から移籍した北原里英)しかメンバーがいなかった。もうすぐ10年目になるというときに、また一からのグループに参加することがまさかあるとは思っていなかったので、“どうしよう”って少し気が重かったんです(笑)。でも、実際いってみたら楽しかったですね。純粋に夢を追いかけているメンバーたちをオーディションから見て、一緒に活動できるというのも新鮮な気持ちです」

 姉妹グループの兼任を通じて、若いメンバーからちょっとした連絡や相談のメール、プライベートな動画が送られてきたりするうちに、「他人に無関心だった」という自身の内面にも大きな変化が現れた。

 「ちょっと年齢が離れている分、若いメンバーたちは私のことを同じ仕事をしている親戚のお姉ちゃんのように思っているんですよね(笑)。でも、そういう感じがうれしくて。もともと競争社会ではあるし、後輩とはいえど、自分の“必殺技”みたいなものは隠しておきたいなと思っていたんですけど、一緒にいるうちにそういうことが気にならなくなって。AKB48グループのことを考えたら、教えられることは教えたいなと思えるようになってきました」

◆卒業は?「できることならまゆゆと一緒に…」

 昨年12月にAKB48劇場が開業10周年を迎えたAKB48は、今年4月8日に前総監督の高橋みなみが卒業。『第8回選抜総選挙』で卒業を発表した小嶋陽菜が巣立てば、残る現役の1期生は峯岸みなみだけとなる。2期生は既に全員卒業。3期生の現役は柏木、渡辺麻友、田名部生来HKT48に移籍した多田愛佳JKT48に移籍した仲川遥香の5人で、仲川は年内卒業を表明している。先輩も同期も少なくなるなか、AKB48の現状をどのようにとらえているのだろうか。

 「ピンチでもあり、チャンスでもありというのが正直なところですね。過去を振り返っていてもしょうがないし、やるしかない。向井地美音が初センターになったり、“AKB48は最近いろんなチャレンジをしているな”というのは中にいても感じるんです。あとはもっと自発的に後輩が出てくることがいい変わり方かなと思っていて。先輩がいる間に変わることが大事で、いなくなってからでは遅い。それこそ、さっしー(指原莉乃)がいるうちに、同じくらいしゃべれたり、その存在を越えるようなメンバーが出てきてほしい」

 自身の卒業も「遠い将来ではない」と言うが、卒業を決断するタイミングや同期の渡辺との卒業の順番をどう考えているのか。まゆゆの卒業を見送りたいか、あるいは見送られたいかを聞くと、顔をしかめて「どっちも嫌ですね」と即答した。

 「私自身は、AKB48を卒業してでもやりたいことが見つかったときに卒業しようと思っています。NGT48兼任がなかったら早めに卒業していたかもしれないですけど、もうちょっと軌道に乗るまで、もう少しNGT48のため、AKB48のためにできることがあるかなと思う。今すぐではないけれど、卒業後のことも今までよりも真剣に考えていこうと思います。そして、本当に卒業を決めたら、まゆゆに相談すると思います。残るのも、残すのも嫌。できることなら一緒に卒業したいくらい。要相談ですね。どっちも想像つかない…」

 だいぶ困らせてしまったが、それほど自身の中で「まゆゆの存在が大きすぎる」のだという。今年の総選挙の立候補届もお互いを奮い立たせ、手をつないで一緒に提出した。「まゆゆとは一心同体な部分があります。同期、仲間、ライバルみたいなくくりではない、その上まで絆が深まったというか。まゆゆとの関係性は特別です」。“まゆゆきりん”コンビの深い絆を語って笑顔を見せた。

関連写真

  • AKB48とNGT48を兼任する柏木由紀 (C)ORICON NewS inc.
  • 自身の卒業やまゆゆとの絆について語るゆきりん
  • 「もう少しNGT48のため、AKB48のためにできることがあるかなと思う」
  • AKB48ドキュメンタリー映画最新作『存在する理由 DOCUMENTARY of AKB48』(7月8日公開)場面写真
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