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ウルトラマンシリーズ半世紀の歴史に『セブン』あり その功績に迫る

 今月10日にシリーズ放送開始50年を迎えるウルトラマンシリーズ。きょう6日に放送されるNHK・BSプレミアムのドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(毎週水曜 後9:00)で着目するのは、第1作『ウルトラマン』ではなく、シリーズ2作目の『ウルトラセブン』。実はこのウルトラセブンの誕生こそ、以後ウルトラマンシリーズが多様な進化を遂げ、国民的ヒーローになっていく、運命の分岐点だったとしている。

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 1967年10月1日、子たちたちにニューヒーローが誕生した。その名は「ウルトラセブン」。視聴率40%に迫る熱狂的な人気を誇った初代ウルトラマン。ゼットンに敗れ、人気絶頂で放映を終了した後、日本中から続編を期待する声が巻き起こった。だがその中で、制作陣は苦悩する。この先、どんなヒーロー像を描くべきなのか?、と。

 世界に目を向ければ、ベトナム戦争が泥沼化、アメリカが掲げる“正義”という言葉には、暗い陰がさし始めていた。その中でテレビの中だけが、「悪い奴を倒す」という単純な正義を描くことができるのか? 時代が求めるリアルな“ヒーロー”とは何か?

 制作者たちが生み出したのは、従来とは全く違う、異色のヒーロー。それがウルトラセブンだった。悩み、苦しみながら対話する正義の味方。時に「人間こそが侵略者ではないか?」と心をふるわせるドキュメンタリーのような世界観。人類普遍のテーマが込められたシリーズ屈指の名作ができ上がった。

 番組では、「ウルトラセブン伝説 傷だらけのヒーロー」 と題し、当時を知る人たちへの取材をもとに、50年近くが経ったいまだからこそ明かせる過酷な制作環境、その中で情熱だけを武器に戦った製作陣の姿、ウルトラマンシリーズの運命を決めた異色のヒーロー誕生の裏にあった、知られざるアナザーストーリーに迫る。



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