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木梨憲武、『ニモ』続編アフレコにチクリ「ダメ出し厳しい」

 お笑いコンビ・とんねるず木梨憲武が29日、都内で行われた映画『ファインディング・ドリー』(7月16日公開)監督来日記者会見イベントに出席。13年前の『ファインディング・ニモ』に続いて、カクレクマノミのマーリンの吹き替え声優を務めた木梨は「今回も『ドリー』『ニモー』という叫び声を中心に細かく一字一句映像に合わせて、スタジオに独りぼっちで入り、厳しいチェックのもとに仕上がったようです」と苦労をにじませた。

映画『ファインディング・ドリー』アフレコ時の苦労を明かしたとんねるず・木梨憲武 (C)ORICON NewS inc.

映画『ファインディング・ドリー』アフレコ時の苦労を明かしたとんねるず・木梨憲武 (C)ORICON NewS inc.

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 木梨は「日本でできあがっても、アメリカに持ち帰ってチェックがあって、ダメ出しを直す日までピクサーさんに抑えられている。厳しい厳しいアフレコと編集でできあがった作品を観たら、見事に仕上がっていた。びっくりしました」と、クオリティーの高さに感動。

 苦労したかいがあり、アンドリュー・スタントン監督は「オリジナル版は英語に合わせて口の動きをつくっているのに、日本版も口がすごく合っていた。それだけ現場は大変だったと思うけれど、それを感じさせないで素晴らしい演技だった」と絶賛していた。

 前作に続き、忘れんぼうのドリーを演じた室井滋は「演じている間は自分もドリー化しまして、タクシーの中に携帯を忘れたり、いろんなトラブルがあった」と思い入れたっぷり。「(ドリーは)物忘れがひどかったり、ニモは(片方の)ヒレが小さかったり。普通だったらハンデと言われるようなものを持っていますが、魚たちはみんなマイナスのイメージではなく、個性と捉えて海の中で暮らしているのが、私には刺さった」と熱弁した。

 同作は、『ファインディング・ニモ』(2003)の続編にして、13年ぶりの新作。忘れんぼうのナンヨウハギのドリーが、ただひとつ“忘れられなかった思い出”を探して冒険するストーリー。全米では6月17日に公開を迎え、4305館での公開週末の興行収入が1億3618万ドル(Box Office Mojo調べ)を記録し、“アニメーション史上 全米歴代No.1オープニング”を塗り替える好スタートを切り、2週目も1位に輝いた。

 そのほか、アンガス・マクレーン共同監督、日本語吹き替え版キャストの上川隆也中村アンが出席。イベント中には、それぞれが描いた魚のイラストがお披露目された。

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  • 映画『ファインディング・ドリー』アフレコ時の苦労を明かしたとんねるず・木梨憲武 (C)ORICON NewS inc.
  • (前列左から)中村アン、木梨憲武、室井滋、上川隆也(後列左から)アンガス・マクレーン共同監督、アンドリュー・スタントン監督 (C)ORICON NewS inc.
  • 優美なドレス姿で登壇した中村アン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見イベントに出席した室井滋 (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見イベントに出席した(左から)木梨憲武、上川隆也、中村アン (C)ORICON NewS inc.
  • 映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見イベントに出席した上川隆也 (C)ORICON NewS inc.
  • ちょうちんをプレゼント=映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見イベントの模様(C)ORICON NewS inc.
  • 魚のイラストを披露=映画『ファインディング・ドリー』監督来日記者会見イベントの模様 (C)ORICON NewS inc.

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