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接触型イベントの救世主? 不審者を検知する新システム

 東京都小金井市で起きた、女性シンガー・ソングライターへの傷害事件は、接触イベント隆盛の芸能界に、大きな衝撃を与えた。ファンの期待と、タレントの安全をどう両立させるのか、関係者は頭を悩ませるところだが、その救世主になるかもしれない防犯監視システムがある。それが「DEFENDER-X」だ。

 15年5月から日本で販売を開始した、ディフェンス・レイバー・エアロ社長・福田修司氏は、同システムについて次のように説明する。

「精神生理学の理論に、“人間は直前の感情が直後の動作を支配する”というものがあります。DEFENDER-Xはその考えに基づき、防犯カメラ映像から、皮膚や呼吸、瞬き、胸の振動などの細かい動きを忠実に情報収集・分析することで、その場を通った人が危険人物かどうかを検知することができます」

 福田氏によれば、カメラの画角内に10人程度映っている状態を確保すれば、システムの能力は100%発揮されると言う。しかも1人にかかる時間は2秒、60フレーム。それなら握手会等に参加する列にカメラを設置し、監視することもできそうだ。

「何千人が来られる場所では、危険かもしれない人をピックアップするだけでも意味がある」(福田氏)

 このシステム、現在警備会社等が実用の検討に入っているという。

(コンフィデンス 16年6月27日号掲載)



関連写真

  • 人の振動成分から精神状態を解析。その結果から不審な人物を検知し、赤枠の付与、スナップショットの取得、アラーム音を発し、監視者に注意喚起を行う
  • ロシア国内のデパートでも採用された

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