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大平透さん『偲ぶ献花式』ファンが最期のお別れ 藤子不二雄A氏「いまだに信じられない」

 アニメ『ハクション大魔王』の大魔王や『笑ゥせぇるすまん』の喪黒福造などの声で知られ、4月12日に肺炎のため亡くなった声優の大平透さん(享年86)の『偲ぶ献花式』が20日、パレスホテル東京で開催された。喪黒福造の「ドーン!」のポーズをした遺影が飾られ、多くのファンが献花に訪れた。

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 発起人の一人で、『笑ゥせぇるすまん』作者の藤子不二雄A氏(※Aは○囲みの中にA)は、「いまだに信じられない」と心境を吐露。大平さんは、名前を隠して喪黒福造役のオーディションを受けていたことを明かし、「あの声がぴったりだった。喪黒は大橋巨泉氏をモデルに考えたけれど、大平さんが喪黒さんに似てきた。遺影もドーンのポーズをしているし、非常に感慨深い」と振り返った。

藤子氏は続けて「大平さんは86歳で亡くなられて、僕は82歳。間もなく僕も大平さんのところに行くと思いますが、そのときは堅い話はしないでバカ話をしようと思います」と偲んだ。

 献花式の後には、関係者向けに『大平透を偲ぶ会〜引退式〜』が行われ、あいさつに立った息子の大平亮氏は「いずれ仕事から開放されて余生を過ごしたいと思っていたはずなので、本当は本人がいるときに引退式をやりたかった」と無念をにじませたが、「湿っぽくしたくない」と時折笑いを交え、「『私はスーパーマンではなくて、ラッキーマンだった』。これが遺言書に書いてあった最後の言葉です。これは皆さんに対しての言葉だと思います」と故人の思いを伝えた。

 大平さんは1929年生まれ、東京都出身。明治大在学中からラジオのアナウンサーとして活動し、後に役者に転向。米テレビドラマ『スーパーマン』のスーパーマン、特撮ドラマ『マグマ大使』のゴア、映画『スター・ウォーズ』のダースベイダー、『ザ・シンプソンズ』のホーマーの声優などを担当。視聴者を楽しませることを何よりも大切に考え、仕事に厳しいことでも知られた。



関連写真

  • 肺炎のため亡くなった声優の大平透さん (C)ORICON NewS inc.
  • 取材対応した藤子不二雄A氏 (C)ORICON NewS inc.
  • 声優の大平透さんの献花式がしめやかに… (C)ORICON NewS inc.
  • 声優の大平透さんの献花式がしめやかに… (C)ORICON NewS inc.

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