今月12日に心不全のため亡くなった大手芸能プロダクション「芸映」会長の青木伸樹（あおき・のぶむら）さん（享年90）の通夜が東京・勝國寺青龍殿にてしめやかに営まれた。業界関係者をはじめ、西城秀樹、広末涼子、コロッケ、西村知美、櫻井淳子、薬丸裕英、石川秀美、高木ブーらが約1000人が参列した。

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　取材に応じた著名人は、それぞれ感謝の思いを口にし、故人との別れを惜しんだ。主なコメントは以下のとおり。

■コロッケ
「いろんな事でお世話になった。あまりにも突然で、自分としては悲しくてしょうがない。青木会長の『お客さんに喜んでもらえるように頑張れ』という言葉を胸にしまってごあいさつしてきました。コロッケという物まね芸人にとってはなくてはならないし、ここまで大きくしてくれたのは青木会長でした。（中略）もっともっと物まねをエンターテインメントとして新しいものとして作っていきます。青木会長、本当にいろいろとありがとうございます。これからも会長の人としてのなりを見習い、自分の物まねを一生懸命、頑張っていきます」

■西村知美
「芸能界に入ってから約30年、いつも変わらぬ笑顔で迎えてくれて、『風邪引いてないか？』と声をかけてくれた。今も信じられないし、実感がありません。一度も怒られたり、怒鳴られたりしたこともなかった」

■櫻井淳子
「先月、たまたま事務所でお会いしたのですが、まさかというくらいにお元気で顔色もよかった、なので驚いています。いつも私のことを気遣ってくれて、『体調は大丈夫ですか？』と聞くと『大丈夫だよ』って。あたたかくて、優しくて、おじいちゃんのような、いつも包まれているような人でした」

■きゃりーぱみゅぱみゅ
「デビュー前からいろいろお世話になっていました。実際にお会いした回数は少ないですが、ライブを観に来てくださった時に『きゃりーちゃん、最近どう？　応援してるよ』と気さくに話しかけてくださった。グッズをうれしそうに持ち帰ってくれた姿に、すごく癒やされました。日本だけでなく、海外でも頑張っていきたいと思うので、これからも天国から見守っていてください」

　喪主は妻の正代さん、葬儀委員長は芸能プロダクション・田辺エージェンシーの田邊昭知社長。葬儀・告別式は17日午前10時から。