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水原希子、ロングヘアでモデルオーラを消した姿が別人?『高台家の人々』メイキング

 女優、モデルとして活躍する水原希子綾瀬はるか斎藤工間宮祥太朗らと共演する『高台家の人々』(6月4日公開)。その撮影現場に密着したメイキング映像を公開。水原は、ロングヘアでおしとやかな名家の令嬢姿を披露。これまで多かったエキセントリックでカリスマ的な存在感のある役柄とは真逆の演技を披露している。

 水原が演じたのは、人の心を読む能力“テレパス”を持つ高台家の長女・茂子。ちょっと近寄りがたい雰囲気も漂わせる、歴史ある名家のお嬢様。だが、その美貌の裏には、過去に負った心の傷があり、臆病な内面を隠し持つ。作品は恋愛をテーマにしたラブコメだが、赤裸々に漏れ聞こえるさまざまな登場人物の心のなかの言葉、心を読めてしまう一家の葛藤など、その物語には、痛さもともなう生きることへの本質的な問いかけが含まれている。そんななかで水原演じる茂子は、20代の女性ならではのかわいらしさと脆さがある、恋愛パートのキーとなるキャラクターになっている。

 水原といえばボブのショート、強い目線の唯我独尊的なカリスマイメージでおなじみだが、今作ではそんなイメージを一新するロングヘアーでどこか影と弱さのある等身大の女性を自然体で好演。人の心が読めてしまうことによる苦悩をそれぞれ抱えるテレパス一家のなかでも、優しさと脆さをにじませる特別な役割を担っており、うれしさ、つらさといった相反する心の機微を絶妙に表現している。

 物語の後半は、茂子をきっかけにある意味ベタな王道のラブストーリーに突入する。しかし、登場人物全員が幸せに向かう大団円のラストかと思わせておいて、それまでの妄想伏線を活かす予想外の展開も待っており、予定調和では終わらない。ファンタジーでありながら、ヒリつかせるようなリアルな恋愛模様も描き出し、誰もが共感できる心温まる物語の柔らかさ、優しさがある。

 テレパス兄弟のなかでの紅一点である茂子は、心を読めること、読まれることに対して、兄・光正(斎藤工)と弟・和正(間宮祥太朗)とは異なる女性ならではの心の動きを表すことで、一家の抱く感情のある一面を強調しつつ補完している。そんな重要なポジションで、演技としてもビジュアル的にもこれまでとは異なる姿を見せた水原。女優としての次なる一歩を踏み出した作品になっている。

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